民主党の石津政雄衆院議員が20日の衆院本会議での質問に立った際、口蹄疫(こうていえき)の被害農家に向け「心からのお祝いを」と言いかけ、騒然となる一幕があった。手元の原稿から顔を上げた際の発言で、ただちに「失礼しました。お見舞いを申し上げます」と言い直したが、野党から激しいヤジが飛んだ。九州が地元の自民党衆院議員は「まじめに考えていないから、とんでもない言い間違いを起こすんだ」と怒っている。
宮崎県は16日未明、「宮崎牛」ブランドを支える種牛を一括して管理する県家畜改良事業団(同県高鍋町)で、家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)の疑いのある牛が見つかった、と発表した。県は13〜14日に、農家に供給する冷凍精液の9割を作るエース級の種牛6頭を避難させたばかりだった。国の防疫指針では、感染の疑い例が見つかった農場で飼育する牛や豚は原則として殺処分することになっており、「宮崎牛」ブランドにとって大打撃になる可能性がある。 事業団は、先に口蹄疫が発生した同県川南町の農場を起点にした半径10キロの移動制限区域内にある。種牛への感染が懸念されながらも、すべての牛を移動できずにいたが、提供精液の9割を作る種牛6頭については、国から特別な許可が得られ、13〜14日に約20キロ離れた同県西都市に避難させていた。 事業団には現在、49頭の種牛が残っているほか、種牛の能力を評価するために種付けし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く