緑化事業などを手がける企業が、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」のコラボ商品として作中に登場する「バオバブ」の苗木を販売した。しかし、同作品ではバオバブが「放置すると星を破壊する有害な巨木」として描かれていることから批判が集まっている(ASCII.jp、Togetterまとめ)。 販売元は「植物を届ける」というコンセプトに従って販売を行ったそうだが、作中ではバオバブは見つけ次第引き抜くべきもの、という扱いとなっており、そのミスマッチが批判を生んだようだ。さらに星の王子さまをモチーフとした梱包の裏面に「バオバブが大きな木になる」ようなストーリーや、星の王子さまがバオバブの苗木に水をやるイラストが描かれていたこともファンからは疑問の声が挙がっている(別のTogetterまとめ)。 なお、サン=テグジュペリはバオバブをファシズムの暗喩として描き、作中で悪として登場する3本