中東カタールでサッカーワールドカップ(W杯)が11月21日未明(現地時間20日)に開幕する。4年に1度開催され、夏季オリンピック(五輪)と並び、世界最大のスポーツイベントの1つともされるW杯の興奮を日本のユーザーに届けようと、サイバーエージェントが運営する「ABEMA」が、全64試合の放映権を獲得した。全試合無料生中継は日本初の試みだ。ABEMAはなぜ放映権獲得に踏み切ったのか、事業責任者に取材した。 【画像を見る】放映権獲得を後押しした『ウマ娘』、NHKでのW杯放送予定、ドンキが発売した“NHK受信料を支払わなくていいテレビ”(全26枚) 「『新しい未来のテレビ』としてインフラに」 「W杯の試合を提供できる嬉しさと責任感を意識している」。自他共に認めるサッカー好きの記者が放映権獲得を祝福すると、運営元AbemaTVの編成統括本部スポーツエンタメ局の塚本泰隆局長は引き締まった表情を見せ、開