双葉社の漫画誌『月刊アクション』に、ゲイをテーマにした漫画が連載されていることをご存じだろうか。 作品の名は『弟の夫』。自らを“ゲイ・エロティック・アーティスト”と称する漫画家・田亀源五郎さんの作品だ。 田亀さんは、ゲイをテーマにしたイラストや漫画を発表し、海外では個展を開くなど、ゲイアートの普及に心血を注ぐ人物。自身がゲイであることも公言している。 これまでは『さぶ』や『Badi』といったゲイの専門誌をフィールドに男性同性愛をテーマにした作品を連載してきた田亀さんだが、今回初めて一般誌で筆を執った。 eBook USERでは田亀さんにインタビュー。新作「弟の夫」はもちろん、海外に行くことの多い田亀さんが直接肌で感じた日本と海外のゲイに対する意識の違い、女性を中心に人気を集めるボーイズラブ(BL)ジャンルについてどう感じているのかなどを聞いた。 ●『弟の夫』主な登場人物 (C)
日本が誇る「漫画」文化。中でも、あまり表立って語られることのないジャンルが「エロ漫画」こと成人向け漫画だ。 ※本稿は、「KAI-YOU.net」にて2014年に配信された記事を再構成したもの 誰しも、成人向け漫画というものを一度くらいは見かけたことがあるだろう。読んだこともあるかも知れない。 それが単なる娯楽品ではないこともご存知だろうか? エロスとストーリーのせめぎ合い、そこから生まれた新しい表現──よく目を凝らせば、このジャンルの奥深さに圧倒されるだろう。 2006年、当時唯一の一般読者向けの成人向け漫画解説書として話題を呼んだ『エロマンガ・スタディーズ』は、そうした作品の奥行きに目を向けさせてくれる。 2014年4月に刊行された増補版では、さらに「性と政治」の関わりについて詳述された。 著者である永山薫が語る、成人向け漫画の長い歴史、さらには社会的位置付けの変化について。 目次想像力
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