DRBD(Distributed Replicated Block Device)は、ネットワークを通じてハードディスク(ブロックデバイス)をリアルタイムに複製(同時複製)するソフトウェアです。大切なデータを失わないためのバックアップや、サービスの冗長化に役立つソフトウェアとして広く使用されています。 DRBDの特徴 ネットワークレプリケーション DRBDの最大の特徴は、HDD(パーティション)の複製を通常のTCP/IPネットワークを利用して実現することです。通常のネットワークを利用することで、特別なハードウェアを必要としません。Linux環境とミラーリングで使用するためのネットワークカードさえあれば、すぐにDRBDの機能を体験することができます。 ブロックデバイスで動作 DRBDはファイルシステムよりも低いレイヤーで動作し、レプリケーションされたHDDをブロックデバイスとして使用すること