現在、フェイスブックで見つけた「欲しい」商品を、自分の「欲しいもの」リストに加えて、将来的には購入ができるようにするための準備が進められている。「いいね!」ボタンに加えて、「欲しい」ボタンを新設すべくテストがなされているというのだ。 これらは限られたユーザーを対象に、家具やインテリアの「ポッタリーバーン」や下着販売の「ビクトリアズ・シークレット」、デパートの「ニーマン・マーカス」など小売業7社と共同で、まだ実験段階にある。ユーザーは「欲しいものリスト」を公開することで、興味ある商品情報を友人とシェアでき、またフェイスブック上から商品購入も可能になると、ロイターが報じた。いずれアメリカに住む全ユーザーにこのサービスを開始する予定だという。 フェイスブックの利用者は世界全体で10億人に達した。この新たな機能が充実すれば、ネット商取引でひとつの勢力になっていくかもしれない。