【台北共同】新型コロナの感染が拡大傾向にある台湾で、南部・台南市の賭博の胴元グループが、1日当たりの感染確認者数を予想する賭博をネットで運営しているとの情報が流れ、地元の検察当局が19日までに捜査に乗り出した。台南市の黄偉哲市長は「国難の時に忌まわしい」と怒りをにじませた。 地元メディアなどによると、「18日の感染確認数は650人」であることにイエスかノーかを張る仕組みの賭けが18日より前にネット上に現れた。実際に行われたかどうかは不明。結局、18日の感染確認者は245人だった。 台湾には多くの闇賭博組織が存在し、選挙などのたびに賭博が行われている。
