Trip, Lunch | 宿のチェックアウトが11時というのは、とてもいい。朝目覚めて、温泉に入って、朝食を食べて、また温泉に入ることができる時間の余裕が心を溶かしてくれる。おかげでお肌はツルツル。ピカピカの気分で、ひさしぶりの知らない土地。どこかで見たことのあるような、よく知っている場所に似ているような、だけどやっぱり空気感が違う。田舎の風景が時間をゆっくりと、ゆったりと流してゆく。この感触が好きなのに、なかなか行動しなかった自分に呆れながら、レトロな商店街をブラブラ。商店街を抜けて淡路弁財天「厳島神社」に向かって歩いた。洲本の市街地というけれど、まるで時間が止まっているかのようで、子どもや若い人の姿はなく、お年寄りばかり。風が強い日だったからか、タイムスリップした感じで、とても不思議な気持ちになる。 喫茶店も、時計屋さんも、写真屋さんも、海産物屋さんも、お砂糖屋さんも、おそらく昔のま