アラフォーって「あらかた40歳」の略ですか? 掃除や洗濯を「かじぜんぱん」と言うけど、じゃあ後半は何? 「私の目の黒いうちには好きにさせやしないよ!」と話す、青い目をしたフランス人…etc. そんな難問珍問と日々格闘する日本語教師・凪子先生と外国人生徒との交流を通して、日本語への新たな気づきの数々を描いてきたコミックエッセイ『日本人の知らない日本語』。「そう来るか!」と思わず唸りたくなる外国人ならではの素朴な疑問や不思議な日本語が次々登場します。 先日発売された第3弾<祝!卒業編>で早くも通算170万部突破の人気シリーズです。外国人の考えを理解しよう・わかりやすく伝えようという凪子先生の手腕もさることながら、難しくなりがちな言語とコミュニケーションの問題を親しみやすいものにしてくれているのが構成・マンガを担当する蛇蔵さんのデフォルメ力。そんな蛇蔵さんに、新刊の見どころとシリーズ誕生の経緯、
文庫本だけど書き下ろし!『サンデートラベラー! 週末でも気軽に行ける海外旅行』(角川文庫/吉田友和著、660円税込) 旅行に行きたいけど、休みが取れなくて……。そんな人にオススメなのが、週末海外旅行。実は国内とそれほど変わらない感覚で行ける国が結構あるのだ。 それを教えてくれたのが、10/25発売の文庫本、『サンデートラベラー! 週末でも気軽に行ける海外旅行』(角川書店)。著者は、会社員をしながら2カ月に1回のペースで週末海外を楽しんでいる吉田友和さん。本には、吉田さんが実際に出かけた週末旅行の紀行エッセイが全9話おさめられている。 目次を見て、まず驚いたのが、旅先のバラエティだ。ソウルや上海あたりは想像の範囲だが、タイやベトナム、直行便のないカンボジアのアンコール遺跡にまで週末を使ってふらり。さらに、有給を一日加えるだけで、アメリカのサンフランシスコにまで飛んでいる。 週末海外なんて聞く
とりあえずお酒を飲んでガーッと寝て、目が覚めたら目的地。飛行機の旅は、そんなスタイルが定番の私。でもそれって、実はかなりもったいない過ごし方かも!? と気づかされた。だって、「キャビンアテンダントと仲良くつき合う方法」なんて知っていたら、飛行機の乗り方も変わってくると思いません? 飛行機は単なる移動の手段ではない――そう実感させてくれたのが、以前コネタでA380の本を紹介した秋本俊二さんの新書、『いますぐ飛行機に乗りたくなる本』だ。この本は、秋本さんが欧米やアジアの空を旅しながら体験した出会いや実際の出来事の中から、面白いテーマや反響の大きかった話だけを1冊に集めたもの。4ページにまとめられたエッセイが全51話おさめられている。 まず印象的なのが、とにかく長~いサブタイトル、「空港と機内サービスとキャビンアテンダントと世界のエアラインの話」。でもそのとおり、内容は実にもりだくさんで、エアラ
読んでいない中で一番気になっているのが、買ってからかるく3年以上は経っている伊坂幸太郎のデビュー作『オーデュボンの祈り』の文庫本。「新潮文庫の新刊」という帯の文句が悲しい…… 職業柄、本をもらったり仕事のために買ったりすることも多いけれど、自分が読みたくて買った本でさえ、読んでいないものが多数ある。単行本、文庫本合わせてざっと30冊はあるはず。 姉に聞いてみると、「読むために買うから、読んでない本はない。あ、でも歴史もののマンガのシリーズだけ、まだ手をつけてないな」とのことだった。 そうそう、シリーズとかで気合いいれて買ったわりに、読むのが億劫になってしまうことってある。私はこれも図星。 それにしても、せっかく買ったのに読まないとは、我ながらどういうことか。ここまであると、「仕事におわれて云々」は言い訳にすぎない気も。買ったことで安心してしまうのか? 他の人は一体どうなんだろう。気になって
<a href="http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_486248204X/">『ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ』</a>(船越康弘・船越かおり/洋泉社)。<br>基本の重ね煮のほか、野菜の種類をたっぷりにした重ね煮など、いくつかのパターンがあり、レシピは全部で50種! 忙しいときの食事って、つい外食や買ってきたお惣菜に頼っていませんか? 自分自身、料理するといっても、時間がないときは「焼く」「炒める」などが中心で、時間のかかる煮物などはなかなか……ということも多いのだが、最近、ちょっとハマッているのが、「重ね煮」である。 これは、まだ刊行されたばかりの本『ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ』(船越康弘・船越かおり/洋泉社)で紹介されている調理法のこと。 まず惹かれたのが、帯の「皮つき素材を切って重ね 水も油もほ
2007年の今年から、いわゆる「団塊の世代」が60歳に到達し始めるということで“団塊世代”をターゲットにしたモノや企画があちこちで取りざたされている。 彼らが青春時代を過ごした60年代、70年代の音楽にも再びスポットがあてられ、懐かしい歌手の姿をテレビや雑誌で見ることが多くなった。 先日偶然にも『フォーク黄金時代』という本を見つけた。ヤング・ギター誌の1968年6月号から1978年12月号、増刊号の記事をそのまま復刻したもので、帯には「1969〜1978 時代を唄った123人」とあった。 吉田拓郎や長谷川きよし、高田渡といった人々の名前が並んでいる。 それぞれのアーティストに対する評価も今とはちょっと違っていたりするので、読んでいてそれなりに「へぇ」と思うところもあったりしてなかなか面白い。 でもこの本の中でひときわ面白かったのが「中津川フォークジャンボリーレポート」。 「中津川フォークジ
「プチすいぼく」というキャッチーなネーミングも魅力。<a href="http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4331512320/">「プチすいぼく―やさしい水墨画入門」</a>は税込1575円也 そんなイラストが表紙の「プチすいぼく―やさしい水墨画入門」(廣済堂出版)は、水墨画をやさしく教えてくれる入門書。 水墨画というと、山水や花鳥、風景などを描くのが主流で、正直なところ、個人的にちょっと地味で古くさいイメージを持っていたのだが、この本では、例えばスイーツや果物、小動物、花、乗り物などなど、ごく身近にあるものがモチーフとして紹介されている。しかもどれもかわいい。そんなわけで、自分でも描けるかもしれない、描いてみたいと思えるほど、すっかり水墨画のイメージが変わってしまった。 実は、この本のデザインを手がけているのは、知り合いのデザイナーであるS氏なのだ
お土産に「大阪のほんまもん」とこの<a href="http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4422250442/">『大阪名物』</a>はいかがですか? 美味しいものがたくさんあり、「天下の台所」や「食い倒れ」と呼ばれる大阪。「大阪で美味しい店は?」と聞かれたら、おすすめの店が多すぎて困るのだが、「大阪のお土産は何が良い?」と聞かれると、すぐにはあまり思い浮かばなくて困る。 大阪で良く売れるお土産といえば赤福らしいが、本来は伊勢名物なので、大阪の名物としてお土産にするには不適。土産物屋で目立つものといえば、たこ焼きグッズ、吉本グッズ……。大阪からの手土産に駅や空港で悩む帰省客や観光客も多い。 そんな中、大阪のお土産選びの悩みを解決してくれる頼もしい一冊が出て話題になっている。その名もずばり、『大阪名物』(株式会社創元社発行)だ。 この『大阪名物
(写真上から)これがクマムシのぬいぐるみ。岩波書店が実施している読者アンケートに答えた方のなかから抽選で5名にこのぬいぐるみをプレゼントとのこと(2006年10月31日まで)。<br><a href"http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4000074628/">『クマムシ?! 小さな怪物』</a>。クマムシファン垂涎モノの1冊</br> クマムシは体長わずか1ミリ以下というちっちゃな生物。「クマムシ」と名前に「クマ」と「ムシ」がついているが、クマでもなければムシでもない「緩歩(かんぽ)動物」と呼ばれるめちゃ乾燥に強い生物なのだ。体から水分が失われ、乾燥すると「樽(たる)」というカチンコチンに干からびた状態になるが、水を与えられると元に戻って動き出すのである。 不思議な生態がフジテレビの「トリビアの泉」やベストセラー『へんないきもの』(バジリコ
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