店員Sの高雄のブックスポット巡りの(かなり遅い)レポートです。 高雄メトロ「西子湾」駅の2番出口を出るとすぐ目の前に、日本時代の鉄道駅を保存して作られている「舊打狗驛故事館 (旧高雄駅物語館) 」があります。日本時代、この鉄道駅を基点に、高雄港から運ばれる輸出入品や、港周辺の鉄鋼、煉瓦、アルミ、コンクリート等各種工場の物資、魚市場からの海産物などを運ぶために引かれた「濱線 (はません)」と呼ばれる鉄道線が伸びていました。 そこから、この周辺を「哈瑪星 (ハーマーシン)」と呼ぶようになり、当時は多くの官庁や商業施設の集まる高雄の中心部でした。 現在、この周辺は、古い建物、古い街並みがほどよく残り、それを訪ねて散策するのに良い場所となっています。 駅から、昔の港町の面影が確かに残る街並みを歩いて2、3分のところに、日本時代の料亭をリノベーションしたブックカフェ「一二三亭 (ヒフミテイ)」があり