人気声優による洋楽ロック／パンクのカバーアルバム「パンコレ～voice actresses' legendary punk songs collection～」が、2月25日にリリースされる。 アルバムには桃井はるこによるブロンディ「Call Me」や、「涼宮ハルヒの憂鬱」朝比奈みくる役で知られる後藤邑子によるNirvana「Smells Like Teen Spirit」、そのほかSEX PISTOLS、The Clash、Ramonesなどロック／パンクの代表的ナンバー12曲のカバーが収められている。異色の組み合わせは日本の声優ファンのみならず、海外の“OTAKU”たちの間でも話題を集めることになりそうだ。 「パンコレ～voice actresses' legendary punk songs collection～」収録曲（カッコ内はオリジナルアーティスト） 01. Sex and
スピリチュアリティの興隆 [著]島薗進 [掲載]2007年03月04日 [評者]香山リカ（精神科医、帝塚山学院大学教授） ■「新霊性文化」がこの時代に持つ意味 人生の苦しみには、普遍的なものと時代ならではのものとがある。前者は病気や貧困、家族との別れなどであるが、最近は「生きる意味がわからない」など自己喪失感に苦しむ人たちも増えている。後者の苦しみは、決して科学の進歩やお金によっては救われない。 「私って何？」という問いの答えを求めていま、多くの人たちが「スピリチュアル世界」と呼ばれる目に見えない霊的な領域に関心を寄せている。伝統的宗教とは少し異なる装いで「死後の世界」や「人から出ているオーラ」について語られるテレビ番組は、軒並み高視聴率だ。 ７０年代から８０年代にかけてニューエイジ系の若者を中心に起きた「精神世界ブーム」と呼ばれた同様の社会現象を鋭く分析した島薗進は、『スピリチュアリティ
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