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kii8508110.hatenablog.com ・「正しい」人々が「関係ねー」「しょーがねー」「めんどくせー」と呟く一方で、正しくない人々が「それでも生きるんだ」と輝くから「関係ねー」の人々も屍から生き返り瑞々しくスクリーンを飛び回るんだよ。 ・かつて「あの子の手を離してしまった僕」への鎮魂歌なんだよ!それはもう『君の名は』でやったでしょって言うかもしれないけれど、「手を離してしまった」須賀という人間が出てきて戦うってことが重要なんだよ! そうなのだ。 おそらくおっさんとして一番コスパが良い「天気の子」の鑑賞姿勢はこれだろうと思う。 若い子は、ヒナとホダカの関係に感情移入して気持ちを高め、根拠のない「大丈夫」を信じてもいいんだ。いや、お前が大切な人にとっての「大丈夫」になるんだ、と。そして、おっさんは須賀のように悟ったようなことを言ってないで、お前らも若者の詰めの垢を煎じて飲んで自分が
新海誠「天気の子」愛でも破滅でもなく 主人公の帆高の選択に対する批判としてこれを社会性のないものであるとか、浅薄な功利主義(最大多数の最大幸福)批判であるとか、公共的なものへの反発からくる徹底した利己主義、リバタリアニズム(自由至上主義=個人の自由と権利を絶対視する思想)であるとかいう批判が一部にある。 一方で帆高の選択に対する賞賛として非常にラディカルでアナーキーなものであると賞賛する人たち(おもに革新幻想にとらわれた中年男性)がいる。むしろ批判よりもこっちのほうが多いかもしれない。 だがこの批判するもの、賞賛するもの両者ともに映画に描かれているものと向き合わず、新海誠の意図するものを無視し、頭の中にある「公式」に映画を当てはめているにすぎない。 この批判と賞賛の両者が見逃しているものとは新海誠その人であるといってもいい。 はたして新海誠は徹底した利己主義、自由至上主義の観点から帆高の決
新海誠の『天気の子』を新宿の映画館で見て、歌舞伎町から新宿駅へ歩いていると、「自然は芸術を模倣する」というオスカー・ワイルドの言葉を思い出した。 たったいま、スクリーンで見た光景が、目の前にあったからではない。 今年の東京は長雨で、日照時間が記録的に少ないが、この映画は「雨ばかりの東京」の物語なのだ。この偶然に、「まるで自然がこの映画の真似をしているみたいだ」と思ったのだ。 今年の「長雨」を予想して、こういう物語を考えたわけではないばずだが、近年の「異常気象」から、こういう物語を創作してしまった、芸術家の「時代に先駆ける」力は、恐ろしい。 『君の名は。』の続きではあるけれど 『天気の子』には『君の名は。』の主人公の2人が短いシーンながら出てくる(別々のシーン)ので、同じ世界の設定の物語と解釈できる。 この世界では、彗星が落下して村がひとつなくなる大災害の数年後に、今度は東京が長雨に見舞われ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています <※この記事は「天気の子」のネタバレを含みます> 世界っていう言葉がある。私は中学の頃まで、世界っていうのは携帯の電波が届く場所なんだって漠然と思っていた (「ほしのこえ」より) 新海誠の最新作、「天気の子」のキャッチコピー、「あの夏の日、あの空の上で、私たちは世界の形を決定的に変えてしまった」を目にしたとき、氏の熱心なファンであれば上記のフレーズを思い出しただろう。 「天気の子」公式サイトより 「世界っていう言葉がある」 本作を一言で言い表すなら、これはデビュー以降――それこそファンをときに驚かせ、ときには失望されるほどに作風を変化させてきた新海誠の、真っ向勝負の原点回帰。 持ち味の背景美術は十数年の時を経て他の追随を許さないほどに磨きあげられ、弱さを指摘されることもあった長編作品のストーリーテリングを克服しながら、これまで描き続
美しい娘の物語は、年とった人たちの心にも、豊かな期待を起こさせるものと見えて、このわたしどもの国にも、そうした話がたくさん残っていて、幼い耳へ順ぐりに、吹き込まれ吹き込まれして参りました。これも、そう言う噂の一つなのです。 「神の嫁」折口信夫 「……なんだっけな、マーだったかな、マー君? いや、違う? ムーのあんちゃんよ、ようわしを見つけたもんよな。ようわしの話を聞きにきてくれたもんよな。そうよ、わしこそが、この国の天気を変えてな、国の形を変えた張本人よ。おう、ちょっとまってくれ、準メーンの発走だ」 ずぶ濡れになった、色とりどりの勝負服を身にまとった小さな小悪魔たちに導かれ、泥水を跳ね上げながら馬たちがゴール板を通り過ぎていった。老人は、紙の馬券を握りつぶしてぽとりと落とした。 「まったく、しょうもねえなぁ……。おう知ってるか、今の府中で走ってる馬の、八割はガリレオいう馬の血を引いとるんじ
前作『君の名は。』でおなじみの監督・新海誠、プロデューサー・川村元気、そして劇伴を務める RADWINPS らが再び手を組むことでヒットの方程式が明確に打ち出された『天気の子』。 汚らしく雑然とした東京の街並みをそれでもなお美しく描いた背景美術を土台にしてモノローグと音楽がボーイ・ミーツ・ガールを駆動する。徹底された演出が我々観客の感情を場面場面に相応しい場所に、まるでジェットコースターのレールのように導いてくれる。 新海誠監督の美しい背景に RADWINPS の音楽が鳴る時、我々の注目はこの演出に自分はのれるか、この物語が自分向きのものか、そしてその結末を我々は肯定できるかどうか、そういった点に向けられる。ボーイ・ミーツ・ガールの物語は「数多の映画で語られ尽く」されている。そのような物語を数多く見聞きしてきた方なら『天気の子』のボーイ・ミーツ・ガールにも別の物語への分岐点を認め、周回プレ
※※ネタバレ注意してください!!※※ 映画『天気の子』を見てきました。 話題作ということもあり、「見てきたよ~」と言うと、大抵「どうだった?おもしろかった!?」と聞かれ、それに対し私が苦手だったーと答えると、なんの答えもなっていないし、ただの気難しいおばさんになってしまうので何が苦手か、ここにはっきりと述べたい。 正直、もう二度と見たくはないし、過去に戻れるならば映画を見る前の自分に「見る意味がない」と助言したい。 何故か。 私はもう30歳で結婚もしていて、ときめきとか、親との確執やら、若者がお金を稼ぐことの大変さ、好きな人のきらきら、自分の存在意義は?・・・みたいな人生の初めの方に起こるイベントはすべて終了した大人だからだ。 苦手に思った点をつらつら書いていきたい。 好きな人に告白して付き合うまでは楽しいけど、付き合ったら大変。 田舎、そんなに嫌? 三葉と瀧くん、いる? スポンサー企業目
『天気の子』を見た。15年以上前から新海作品を見続けている監督と同世代のファンとしては、見ないという選択肢はない。かつどんな作品であっても受け入れる覚悟で見る訓練を受けている。前作の大ヒットでおそらく予算やリソースについて苦労することはないだろうから、存分に監督の描きたいものを描いたのであれば、それだけで自分事のようにうれしい。 IMAXで見る新海作品は素晴らしかった。絶対見るならIMAXをオススメする。IMAXで見るべき。見ろ。映像への没入感がすごい。スクリーンが天地方向に長いので、天気の描写の美しさを感じるのにとても向いていると思う。あっという間の2時間だった。 だが、残念ながら僕にとって『天気の子』は、主人公や登場人物に全く感情移入することなく、ゆえに主観的でなく客観的にしか見ることができず、自分ごと化できない作品だった。物語を全く感情移入なしで見て、感動したり思い入れを持つことは難
2016年に社会現象といえる、思いがけない特大ヒットを記録した劇場アニメーションが公開された。新海誠監督の劇場長編作品『君の名は。』である。かつて一部のファンによって支持されてきた新海作品だが、この作品については広い観客に向け大規模公開され、とくに多くの若者の心をつかむ興行的成功を収めて大メジャー作品となったのだ。 熱狂は果たしてこの先も続いていくのか……? 続く新海監督の次作『天気の子』には、否応なしに熱視線が浴びせられることになった。さて、そんな期待高まる状況のなか、ついに公開された『天気の子』の内容はどうだったのだろうか。ここでは、前作『君の名は。』のヒットの理由もあわせて考察しながら、同時に作品の本質を探るべく考察を進めていきたい。 まず、思った以上に前作の『君の名は。』に雰囲気が近しいというのが、第一印象だ。少なくとも表面的には姉妹作品と言っても良いくらいに、物語の語り方のみなら
最高に笑わせてもらったし、「天気の子」の本質をよく表していると思う。 さっきのは真面目に書きすぎた。というかとりあえず肯定的な見方もしとかなきゃと思った。嘘は書いてないし、楽しんだ。でもちゃんと書かなきゃいけないことがある。2019年にあれを出されて無邪気に喜んでる場合じゃない。これから暴言を吐きます。勘違いするな。これは愛ゆえだ。DVじゃないよ。 「天気の子」の物語はよくできていると思う。キャラクターも魅力的でいい。背景絵も綺麗だ。でもそれだけなのだ。本当に空虚だ。これは映画じゃなくてビジュアルノベルであり、プロモーションビデオだ。 前回から音楽を担当しているRADWIMPSの野田洋次郎がストーリーにも口出しするような形になったのがよりPV性を増している。新海誠は本当にラッドが好きなんだろう。 映画において音楽はとても大事なものではあるが、それを主題として映像を作ってしまっているのだろう
ある筋から、「映画代払ってでも感想聞きたい」と言われ、本当にアマゾンギフトをいただけたから「依頼はすぐに果たしておかないと申し訳ない」と、天気の子を見に行ってきた。 その事自体はお金のないぼくにチャンスをくれてものすごく感謝してる。 でも、この映画のストーリーと同じく…彼はパンドラの箱を開けてしまった。 それも彼が開けたパンドラの箱のせいで…もしかしたら、新海誠は二度と映画が作れなくなるかもしれないようなぐらいの大ダメージを負う可能性すらあるほど。 ぼくは今から書く話は、そのぐらいヤバい。 「1ブログの運営者であるお前が、日本の大きな権力に守られてる新海誠に傷なんかつけられるわけないだろ。うぬぼれんな。」 ごもっとも!「天気の子」の存在を信じなかった大人たちぐらいには正論だと思うし、誰よりも俺自身が一番ありえないと思ってる。 でも、TwitterとGoogle検索で調べた限り、今から述べる
ファーストインプレッションはこちら。 天気の子 観終った。 ぶっちゃけめっっちゃつまらなかった。君の名は。と比べて心が盛り上がるシーン皆無。よくこんなにつまらない脚本書けるなと感心するレベル。 でも君の名は。は面白かったけど好きじゃないのに対して、こっちはつまらなかったけどかなり好き。— あさひんご@hulu民 (@asahineru) July 23, 2019 私が何か書くよりも、このエントリが楽しかったので、こちらを読んでほしい。 以下は、このエントリにおんぶにだっこしながら軽めに感想を述べます。 魔法のように素晴らしい瞬間と地獄のようにひどい瞬間がメチャクチャに混在しており、ブンブン振り回された。現実的な描写が冴えわたるほど、いいかげんなご都合主義は悪目立ちする。 一言でいうとこれに尽きると思う。私は振り回してもらうところまで行けなかったけど。 つまらない粗が目立つのは、素晴らしい
天気の子、すごく良かった。良すぎてびっくりした。 今まで見た新海誠の作品の中で一番好きかもしれない。 tenkinoko.com 隅から隅まで自分が好きな要素が詰まっていて、新海誠から「お前らこういうの好きなんだろ? 全部詰め込んでやったぞ」と言われているかのようだった。 こんな単純に真っ直ぐ面白いやつでコロッと感動させられてしまうなんて人としてチョロすぎると自分でも思うんだけど、暴力的なまでの圧倒的な面白さの洪水の前には、個人の感情なんて急流の笹舟のようにただ翻弄されるだけなのだ。 ハラハラしたかと思うとワクワクする展開に変わり、ほっこりするようなシーンのあとには心乱れる場面が待っていて、「こうくるな」と分かっていても感動させられることしかできない。 抵抗するだけ無駄なんだよね。素直に急流に身を任せてしまって、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とでもうそぶいていたほうが幸せなのだと思う。
新海誠最新作『天気の子』は身も蓋もなく言えば、「東京」の映画だ。「東京」と「新海誠」の関係は過去の作品群を振り返っても明らか。時に憧憬として、時に焦燥として、そして交差する場所として扱われている。もしかしたら、新海誠という人を映す鏡のような場所なのかもしれない。 『天気の子』の始まり方で印象的だったのも、じつはそれだ。アバンタイトル、病室で母親の横に座る陽菜が雨に濡れた窓ガラスに映り込み、その奥には東京の街と海、雨雲が広がる。 反射/映り込みをファーストシーンに持ってくる演出は、新海作品ではお馴染みと言える。『秒速5センチメートル』や入口を同じにした『言の葉の庭』、また『雲のむこう、約束の場所』にも同様のカットがあり、いずれも「東京」を舞台に"反射"している。 そこに映っているものはそれぞれの「東京」を象徴するものといっていい。だから予告(予報)にもあった陽菜のカットがアバンで使われている
7月19日(金)に公開された新海誠監督の新作『天気の子』が期待に応える大ヒットスタートをきった。土日2日間の動員は83万人、興収は11億8500万円。初日から3日間の累計の動員は約116万人、興収は約16億4400万円。これは、3年前の8月末に公開されて歴史的大ヒットを記録した同監督の前作『君の名は。』との興収比で約128%という、出足としては文句なしの成績。もっとも、最終的に約1年にわたってロングラン上映が続き、累計動員1928万人、累計興収250億3000万円を記録した『君の名は。』は、世代を超えての社会現象化をともなったあまりにも特殊な作品だった。この時点での、軽率な興行成績の比較は避けたほうがいいだろう。国内最大手の東宝配給で、年間を通じて最もヒットが期待されている時期の一つである7月後半の公開作品として、その責務を十分以上に果たしたということ。そして、『君の名は。』に続いての連続
新作「天気の子」について語った新海誠監督(左)と川村元気プロデューサー=東京都千代田区で2019年7月19日午後4時3分、藤井太郎撮影 新海誠監督の新作「天気の子」が19日から全国で公開されている。前作「君の名は。」(2016年)は、観客動員1900万人、興行収入は邦画歴代第2位(1位は「千と千尋の神隠し」)となる250億円を記録。これまでの新海作品を振り返りながら、今作に込めた思いなどを、新海監督と、前作から引き続きタッグを組んだ東宝の川村元気プロデューサーに聞いた。3回連続のインタビューの第1回は、新海監督が今作に込めた思いを聞いた。【井上知大】 物語の舞台は、連日の雨で暗い空が続く現代の東京。離島から東京にやってきた家出少年の帆高(ほだか)(声・醍醐虎汰朗さん)が、「祈る」ことで天気を晴れにすることができる不思議な力を持つ少女の陽菜(ひな)(声・森七菜さん)と新宿で出会う。互いに事情
※この文章は『天気の子』のネタバレ内容を含みます。映画館でまだご覧になっていない人はご注意ください。 新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド 作者: 東宝,コミックス・ウェーブ・フィルム,角川書店出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/08/09メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 新海誠監督の2019年の新作『天気の子』は、賛否があることを承知のうえでつくられた作品と耳にして、とりあえず期待しながら雨の日の映画館に向かった。 なるほど、こういう作品が許せない人はいるに違いない。少なくとも『君の名は。』と比べて賛否のわかれる物語だろう。それだけに、この作品をこういうかたちでリリースしたことに感心した。 意表を突かれた、とも思った。 あれだけ売れた『君の名は。』の次に、こういう作品をぶつけてくるとは。 なんにしても、『天気の子』を2019年の7月に映画館で見れ
前回の玖足手帖は! nuryouguda.hatenablog.com お金をくれたのは、わりとその筋では有名なブロガーの人です。なんかすごい天気の子に感動されたそうで、見てほしいらしい。 そんなにすごい映画なのか??? なんか、厭世的で脳内妹に耽溺している僕の感想が気になるらしい。そうなんだ・・・。 そして炎上して僕のブログでは多い方の87ブクマ付いた。アクセスもそこそこ伸びた。 お前らさあ・・・。そうやって無職を玩具にしたんならこの記事もブクマしろよな…。(吉本興業仕草) ネットの顔も知らない人間からも金を貢がれて映画を鑑賞する私は天才である!もっと私を崇めろ!!!!私にはそれだけの力がある!!!! そういう冗談といいますか、和ませるといいますか 読者登録はこちらからじゃい! ほしい物リスト。 http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXS
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