南米コロンビア・アンティオキア(Antioquia)県メデジン(Medellin)で、アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(Jorge Mario Bergoglio)枢機卿が新ローマ法王に選出されたことを伝える新聞(2013年3月13日撮影)。(c)AFPRaul ARBOLEDA 【3月14日 AFP】中南米出身者として初めてローマ法王に選出されたホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(Jorge Mario Bergoglio、76)枢機卿の法王名は、フランシスコ1世(Francis I)ではなく「フランシスコ」――。 ローマ法王庁(バチカン)が13日、全世界のカトリック教徒12億人の指導者となる新法王を発表したとき、その名前に「1世(Primum)」は付いていなかった。したがって「フランシスコ2世」が登場するまでは、「ローマ法王フランシスコ」と呼ばれることになる。 「1世」という序数が
カトリックの顔 バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーに立つ新法王フランシスコ1世 Dylan Martinez-Reuters アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)が、第266代ローマ法王(教皇)に選ばれた。法王としてはフランシスコ1世を名乗り、全世界12億人のカトリック信者のトップに就く。中南米出身の法王は史上初で、イエズス会からの法王選出も初のことだ。 ベルゴリオはブエノスアイレスの大司教であり、76年間のほとんどを故国で暮らしてきた。保守的なアルゼンチンの教会を近代化したと、カナダのグローブ・アンド・メール紙は報じている。2月末に退位したベネディクト16世が新法王に選ばれれた05年のコンクラーベ(法王選挙)では、ベルゴリオの得票数は2番目に多かったという。ただし今回のコンクラーベでは最年長の候補者であり、最有力ではなかった。 ベルゴリオはイタリア移民である鉄
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