イスラエル滞在2日目。郊外のミニイスラエルと戦車博物館の見学を終えた筆者、オレグ、マイク、ラハブの4人は、そのまま車でテルアビブへ。テルアビブでは明日のアニメイベント「Harucon2010」に同行する仲間たちと会うことになっている。なかでもそのうちのひとり、女子高生のニコル(Nicole)にいろいろと話を聞けたので、今回はその話題を中心にお伝えしていきたい。 安息日が日没で終わるため、徐々に賑わってくるテルアビブの大通りで待っていると、ニコルがやって来た。テルアビブ在住のニコルは16歳。イスラエルは国としても若い国なのだが、それにも増してイスラエルのオタクの平均年齢は若い。現地のオタクの多くは、ニコルのような中高生の女の子が占めている(なお、イスラエルの学制は日本と同じ6・3・3制)。彼女たちは日本の同年代のオタク女子と同じように「週刊少年ジャンプ」の人気作品や『鋼の錬金術師』『ヘタリア