『Spectator(スペクテイター)』と『TO』。それぞれまったく異なる切り口ながらも、時代に流されない特異的な編集方針に熱い注目が注がれる二誌の編集長と、その制作に携わるメンバーが、昨年末に「これからの雑誌の作り方」というテーマでトークを繰り広げました。その模様を4回に渡ってお届けします。 ★2013年12月23日、VACANT(東京・原宿)で行われたトークイベント(Spectator × TO「これからの雑誌の作り方」)のレポートです。 ★『TO』編集長の川田洋平さんのロングインタビューはこちら。 『TO』と『Spectator』 川田洋平(以下、川田):『TO』という雑誌を作っている川田です。『Spectator』の最新号が『Whole Earth Catalog』特集ということなんですが、僕が最近考えていることとか、これからの雑誌考えていく上でヒントになることがたくさんありそうで