自殺に関するデータを見ていたら、自殺って男女差がすごく大きいんだと知って驚きました。 下記のグラフは、1978年から2009年まで、過去30年ほどの男女の自殺比率です。縦軸は「人口10万人当たりの自殺者数」で単位は“人”、青線が男性、赤線が女性です。一目で「男性は女性より圧倒的に自殺率が高い」とわかります。男性は女性の倍以上の比率で自殺するのです。 (2009年の自殺者実数では、男性23,472名、女性9,373名の合計32,845名) しかも女性の自殺率は過去30年で、大きく変ってはいません。最近よく「自殺が異常なペースで増えている!」と聞きますが、実際には「日本では、男性の自殺が異常なペースで増えている」というべきなのです。男性の自殺率は過去30年で6割増であり、特に1998年くらいからは男性だけ急増しています。*1 「なぜ男性の自殺がこんなに増えているのか」、同じ資料に男女別の自殺理
著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 「●●駅で発生した人身事故の影響で、●●線は一時運転見合わせております」 こんなアナウンスは、日常茶飯事である。ゴールデンウイークの中日である5月3日も、上下計5本が運休、約3万5000人に影響する新宿駅での人身事故がニュースになっていた。 どうやら都心部での鉄道自殺は増えているらしい。1月24日に配信されたMSN産経ニ
ノーベル平和賞受賞者で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(74)が、4月28日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラの法王宮殿で毎日新聞の単独インタビューに応じた。和訳全文は次の通り。【聞き手・栗田慎一】 ◇慈悲や愛…「内なる価値」の重要性を学ぶ教育システムを Q 今、日本では、リストラ、過労、借金、職場や学校でのいじめなどを理由に、多くの人々が自ら命を絶ちます。日本社会は自信を失っているようにも見えます。毎日新聞を通じ、日本人、日本社会へのメッセージを頂けますか。 A 私は最近、シッキム(インド東部の州)から来た友人と会いました。シッキムは経済的に発展しましたが、そこで暮らす人々にギャンブルやアルコール依存症が増えました。ある者は精神的な不安を抱えています。西側諸国の友人も、そして多くの科学者も同じ状況にあります。現代社会は一般的に人間への慈しみや愛が欠けていると言われます。家族の
「3月の月曜日」の自殺者数が1日あたり平均105人にのぼり、最も多いことが30日に発表された内閣府の調査で明らかになった。年度末と週初めという生活環境の変化が重なることが要因とみられる。内閣府は時期や属性、地域別の傾向を詳しく分析・公開することで、より効果的な自殺対策を進めたいとしている。 自殺について厚生労働省が人口動態統計、警察庁が自殺統計でそれぞれ集計しているが、内閣府が初めて両省庁のデータを集約・分析した。 内閣府によると、2004年から5年間の自殺者数を月別にみると、3月が最多の1日あたり91.0人で、4月87.5人、5月86.6人の順。最も少ないのは12月で72.9人だった。リーマン・ショック直後の10月が最多だった08年を除くと、毎年3月が最も多かった。 3月に自殺者が多かった職業は、09年では「自営業・家族従業者」「被雇用者・勤め人」などの有職者が4割を占めた。一方、
藤岡弘、オフィシャルブログ「藤岡弘、の侍道」Powered by Ameba 藤岡弘、オフィシャルブログ「藤岡弘、の侍道」Powered by Ameba 自殺者が年間3万人を超える日本。 この国の何かがおかしい。 経済至上主義、拝金主義、個人主義、自己中心主義の蔓延。 今、世界各地の戦争でも、 そこで3万人死ぬようなことはないときいてます。 日本の中で大戦争をやっているようなもんですよ。 そこに気づかなきゃいけない。 自分で自分を苦しめるようなことを考えないで、 もっと自分を楽にしてあげるというか。 褒めてあげるというか。 もっと自分を信じてやるのが重要だと思いますね。 思い詰めると鬱になってきてね、 自分を責めるようにもなるんですよね。 自虐的になって。 自分なんかいないほうがいいよ、と。 人に騙されたり裏切られたりしても、 騙したり裏切る人間にはなるな。 天は全てを見てるよ。 罪の意
写真提供/時事通信社 警察庁の発表によると、09年の自殺者数は3万2753人と12年連続で年間3万人を超えたという。たしかに、日本は自殺者数が多いと聞くが、この数字は国際的に見てどのくらい多いのだろう? WHOによると、人口10万人ごとの自殺率の上位10カ国にベラルーシ、ロシア連邦、ハンガリー、ウクライナなどの旧ソビエト連邦諸国や旧ソ衛星国が名を連ねている中、6番目に日本の名前が挙がっている。日本の自殺率が高い背景について、自殺問題に詳しい作家の江上剛氏はこう語る。 「日本の自殺は、他国に比べて中高年男性が多いんです。うつ病を発症しやすい年齢でもあるし、リーマンブラザーズ破たん以降の不安定な経済による事業の失敗や業務への喪失感に加え、責任を1人で抱え込んでしまうからかもしれません」 それでは、ランキング上位を旧ソ連諸国が占めているのはなぜなのか? 防衛医学研究センター行動科学研究部門
昨日の新聞は、パリの郊外線(基本的に国鉄のみ。パリ内部は地下鉄が基本)がこれまでのタブーを破って、線路へのとび込み自殺の対策に本格的に取り組むことを報じていた。 2日に1人の割合で死ぬのだそうだ。実際よく遅れが生じる。 しかし、これまでは「人身事故」とか単に「事故」のためとアナウンスされるだけだった。 それでなければ「電気系統の故障」とか、けっこう具体的なのだが・・・ 一人とび込むごとに引き起こされる平均2時間の遅れによる損害も大きいが、よけ切れなかった運転士や後始末をする職員のトラウマも大きい。 それで、タブーを破って、本格的な「対策」に乗り出した。 それにあたって、他の国の対策例を現地にも出むいて調べたそうだ。 カナダでは減少に成功した。 ホームでそれらしい人の様子を見抜いて声をかけるために特別の訓練を受けた職員を配置する。 とび込む人は、列車が入ってくる前の闇に引き寄せられることが多
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