5日、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送されたアニメ映画『崖の上のポニョ』の視聴率が、29.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ/以下同)だったことが分かった。 テレビ不況、視聴率の低下が叫ばれる昨今のテレビ業界においては上々の数字だが、この視聴率に日本テレビ局内のスタッフは真っ青になっているという。 「国民的アニメの地上波初登場ですからね。連日の番宣に加えて、直前には特番までオンエアするなど、日テレは今回の放送に万全を期していました。劇場公開からまだ1年半ですし、局内での目標は40%越え。少なくとも35%は堅いと見られていましたから、30%割れという数字は『まさか』ですよ」(日本テレビ関係者) ちなみに歴代ジブリ作品の地上波初登場時の視聴率は、03年の『千と千尋の神隠し』がもっとも高く、46.9%。99年の『もののけ姫』が35.1%で2位。3位は06年『ハウルの動く城』で32.9%