地震・津波の発生時、設計どおり「止める」「冷やす」「閉じ込める」が有効に機能し安全に停止しました。 震災時、地域住民の方々が発電所を頼り避難してきました。 発電所の取り組みが国際的に高い評価をいただきました。 1号機の設計時(昭和40年代)、文献調査や地元の方々への聞き取り調査から津波の高さを3m程度と想定していました。しかし、専門家を含む社内委員会での「貞観津波(869年)や慶長津波(1611年)などを考えれば津波はもっと大きくなることもあるだろう」等の議論を経て、当社は敷地の高さを14.8mと決定しました。 2号機の建設にあたっては、昔の津波の痕跡を調べるなどして、想定津波をそれまでの3m程度から9.1mに見直し(昭和60年代)、建設時には敷地法面が津波で削り取られないように9.7mの高さまで防護工事を行いました。 また、3号機が運転開始した2002(平成14)年には、土木学会が最新の