Superseded Revision of Unicode® Technical Report #51 Revision 1 of UTR #51, Unicode Emoji was a Proposed Draft UTR. That revision was not a published, approved version of the report. It has been superseded by later revisions. For the latest, approved and published version of UTR #51, please see: http://www.unicode.org/reports/tr51/ For historical purposes, the archival copy of Revision 1 is availa
ごあいさつ 皆様はじめまして、文字コードおじさんです。細々とカメラ屋を営んでおりましたが、エンジニアとしての技量を評価され、ALBERTのシステム開発・コンサルティング部で働くことを許されました。特技はサーバーの統廃合です。 今回は最初ということですが、Unicodeにおける全角・半角の取り扱いについて触れてみようと思います。なお、さも連載するかのように第1話と銘打っていますが、上層部の無慈悲な裁決によっては1話打ち切りもありえますので、その際はご容赦ください。 固定観念を捨てよう 「全角50文字、半角100文字まで」といったような文言を見かけたことがあると思います。 特にUnicode以前のレガシーな処理系では全角文字に2バイト、それ以外は1バイトという割り当てが慣習となっていました。 このため、「全角=2バイト文字、半角=1バイト文字」という観念が世間に定着しているのが現状です。 しか
日本マイクロソフトは、WordやExcel、PowerPointなどでUnicode IVD (UTS#37)に対応した異体字が取り扱えるようになるアドイン「Unicode IVS Add-in for Microsoft Office」を提供することを発表した。近日中にマイクロソフトが運営するオープンソースポータルサイト「CodePlex」の中で無償提供される。 主に行政機関、金融機関などにおけるシステム上での利用を想定し、約58,000の異体字がWindows 7やOffice 2010などで使えるようになる。Windows 8やWindows Server 2012など最新のOS環境では、既にUnicode IVD (UTS#37)に対応しており、対応するフォントをインストールするだけで、異体字の入力・表示・コピーが可能になる。 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、「IPAm
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えっなんではみ出てるんだ……。 Twitterを眺めていたときのこと。上下にはみ出る変な顔文字がタイムラインに流れてきたことがあった。目の下に丸が連なって下の行まで飛び出しており、涙がポロポロこぼれているように見える。白目をむき、鼻血がぶわっと豪快に噴き出しているように見えるものもあった。最近ネットでよく見かけるこれらの特殊な顔文字は、「Unicode」に収録されている文字や記号を組み合わせて作られている。 Twitterで表示してみた。涙がぽろぽろ。鼻血も豪快に飛び出して面白い。右がキモカワすぎる そんなはみ出す顔文字を多数収録したiPhoneアプリ「Girl's顔文字BOOK」が、若い女性に人気だ。今年8月にリリースされ、1カ月で70万ダウンロードを突破。リリース3日目には、日本のApp Storeの無料総合ランキングで1位に輝いた。現在は100万ダウンロードを超えている。海外のユーザ
『EPUB戦記』というたいそうな表題の本を書くことになった。筆者は、EPUB3が異文化コミュニケーションの歴史に残るイベントだったと考えているが、EPUB3に縦組を含む日本語組版仕様拡張を盛り込むことに成功した人々の苦闘の跡を記録し、様々なコンテクストの中で、その意味を理解する材料を提供したいという趣旨で取り組んでいる。異例だとは思うが、出版とはコミュニケーションの一部であるとの理念を実践するため、この連載へのフィードバックをいただければ幸い。(鎌田博樹) 題名先行のわけ:なぜ「戦記」か かねてE-Bookについての本を書こうと考えているが、対象が広すぎるのと現実の展開が速いので、絞りきれていない。約20年前に『電子出版』という技術書を書いたときにもそうだったが、テクノロジーよりもビジネスとか社会が絡んできたので、その比ではない。ふだんの記事はいくらでも書き飛ばせるが、「本」となるとピタリ
ユニコード戦記 文字符号の国際標準化バトル 著者:小林 龍生 出版社:東京電機大学出版局 ジャンル:コンピュータ・IT・情報科学 ユニコード戦記―文字符号の国際標準化バトル [著]小林龍生 ユニコードとは、コンピューターで使われる文字コードの国際標準だ。そこにいかに漢字を取り込むか。そのための活動記録である。 母体は米企業を中心とする任意参加の民間団体だから、各国が1票ずつ持つ国際機関とは違って、参加して主張しない限り、日本語への配慮は期待できないし、利害も対立する。戦いたるゆえんだ。 著者はワープロソフトの一太郎で知られるジャストシステムから派遣されて議論に参加、関連する会議の議長として世界中から集まった猛者をさばくまでになる。 言語文化の多様性を説くにもまず英語、という現実に直面し、40の手習いで苦手の英語を習得した過程、また「歩く国際標準」たる大先輩に伝授された「傷を負わせたら殺せ」
文字符号、とくにユニコードがどのようにしてつくられてきたのかを、当事者自身が、当時の資料や議事録などをもとに振り返りながら、世界的なバトルの様子に焦点をあてて時間軸に沿って書きつづった読み物。世界の文字符号であるユニコードと日本やアジアの文字符号との整合性をとっていく過程などを赤裸々に告白。日本人にとって苦手な英語を著者はどうやって習得していったか、その過程を詳しく述べることによって、英語を学ぼうとしている人たちに方向性を示唆。国際標準化バトルの世界で本当に必要なこととは何かを教えてくれる一冊。 本書は、現代の情報通信技術の地球規模での共通基盤である符号化文字集合標準(いわゆる文字コード)となっているユニコードとISO/IEC10646の普及と変容の過程を描いている。記述は原則的に筆者自身の実体験に基づいている。 符号化文字集合のみならず、情報標準は、一般のユーザーにとっては、通常は意識に
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