株式会社Plasmaが、11月1日より、生活保護と同額を支給する代わりに、プライベート情報を収集・マネタイズするプロジェクト「Exograph」をスタートした。“ただ生きているだけで、人は価値を生み出せるか?”という命題に挑むもので、プライバシーと公共の利益の均衡を考える社会実験として一か月間実施される。 AIやロボットの発展に伴い、将来的には働かなくても良い人が現れると言われている。そんな中で、例えば納税や労働以外に「生き様のデータ」を提供することで社会に貢献し、社会保障や金銭的対価を受けるという選択肢があっても良いのではないだろうか。 このように考え、その仕組みを提供していくための社会実験として企画されたのがこの「PROJECT Exograph」だ。プロジェクトでは、東京都内23区の30歳前後の人々に支給される生活保護費用132,930円を提供する代わりに、その私生活データを動画で収