携帯電話のネット接続サービスに有害サイトアクセス制限(フィルタリング)サービスを導入したことで、一部利用者がキャリアの公式サイト以外のサイトを閲覧できなくなっている問題に対し、KDDIが現行方式を見直す検討に入ったことが、3月14日までに分かった。 KDDIはNTTドコモなどに比べて厳しいフィルタリング方式を展開していることから、有害にあたらないサイトにまでアクセス制限がかかり、関連事業者の経営に大きな打撃を与える可能性が高いことから、非難の声が高まっていた。 KDDIは現在、公式サイトのみ閲覧できるフィルタリングサービスを展開している。そのため、フィルタリングサービス利用者は、一般サイトで情報発信・事業展開する優良サイトにアクセスできない状況になっている。 一方、NTTドコモはKDDIと同じフィルタリングサービスに加え、有害サイトと判断したサイトのみアクセス制限するサービスを併用している