マルタの首都バレッタで開催された英連邦首脳会議に臨むフランスのフランソワ・オランド大統領(2015年11月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/MATTHEW MIRABELLI〔AFPBB News〕 「長年のライバル」と言われたローラン・ファビウス外相が去って、盟友のジャンマルク・エロー前首相が外相として返り咲いた。 また、フルール・ペルラン文化・通信相が更迭され、後任にはエリゼ宮(仏大統領府)の文化顧問、オウドレ・アズレイが就いた。アズレイは、オランド大統領と半同棲中の女優ジュリー・ガイエの親友である。 通常はオランドべったりの「ルモンド」も、1面で「大統領の大臣」との見出しでこの人事を批判した。アズレイは政治経験は皆無だが、メディア界にはコネが多い。オランドは大統領選を見据えて、マニュエル・ヴァルス首相の反対を押し切ってアズレイを登用したというのだ。 今回の内閣改造によってオランド