(写真1)レンズを装着しても、K-5のグリップと同じ厚みの超薄型パンケーキレンズ DA40mm F2.8。以前からこのレンズで路地裏を歩いてみたかった。 ■ ズッシリとした重量感 ペンタックス(PENTAX)から昨年10月に発売されたK-5は、秒間7コマ、ISO 51200の高感度、防塵防滴、などなど… 小さなボディーに詰め込めるだけの機能を詰め込み、まさにペンタックスの威信をかけたカメラだ。 ところがK-5では、そのスペックだけが一人歩きしてしまっている感もある。実は私にとっての魅力はこだわりのレンズ群。やっとそれらのレンズにピッタリのボディーが登場したのだ。 実際K-5を手にしてみると、その真面目なカメラ作りに驚かされた。まず感じるのが「ズッシリ」と重い重量感。この重さは重量級の重さではなく、小さいボディーに中身がギッシリと詰まっている感覚。「モノ」にはある程度の重量感が必要だ