自衛隊員、疲れピーク 道内から1万人 交代めど立たず (04/07 15:55) 岩手県大槌町でがれきの撤去などに当たる自衛隊員。疲労はたまっている=6日午後(玉田順一撮影) 東日本大震災の被災地には10万人を超える自衛隊員が投入され、道内からも陸自を中心に海自、空自を合わせて1万人余りが派遣されている。前例のない大量動員のため交代要員の確保のめどが立たず、派遣中の隊員の心身の負担は大きくなっている。 道内からの派遣の主力は陸自の第2師団(旭川)と第5旅団(帯広)。3月12日から順次、岩手、宮城両県に赴き、行方不明者の捜索やがれきの撤去、避難所の給水支援などを行っている。陸自の派遣隊員は道内の隊員総数約3万人の3分の1の約1万人。空自は約150人、海自は約100人で、ほかに臨時招集された予備自衛官約180人も現地で支援活動に従事している。 2週間から1カ月で交代する通常の災害派遣では、待機