クリスマスが終わると聞こえてくるのが年の瀬の足音だ。新年を迎えれば家の祖霊神が降臨する。神さまに失礼の無いように、相応しい清らかな場に整えなければいけない。新年を迎えたら、一年の感謝を捧げて無病息災を祈願する。これが初詣である。 しかし、私たちは初詣や参拝のマナーについて思いのほか知らない。今回は、『神社で引き寄せ開運☆: 神さまに愛されるお参り&ご利益ブック』(三笠書房)(http://amzn.to/2ieNsmO)の著者であり元巫女の、白鳥詩子(以下、白鳥氏)に神社で気をつけたいマナーについて聞いた。 ■神社には何時に行けばいいの ――神社には行くべき時間帯があるそうだ。白鳥氏によれば、同様の質問も多いそうだが、果たして何時に行くことが望ましいのだろうか。 「断然、朝がいいです。それも早朝です。なぜ朝がいいのかというと、朝は陽の気で満ちあふれているからです。一度早朝に参拝に行