近年、日本でもオーディオブック市場が広がりを見せているようだが、日本ではどのくらい聴かれているのか、どんな需要があるのか、定量的には実はあまりわからない部分がある。 また、読書バリアフリー的な観点などから公共図書館、学校図書館への導入の必要性も語られているものの、では資料費のうち何%くらい割くべきなのか、その根拠をどう算出すべきかも難しい。 そんななか、アメリカで公共図書館におけるオーディオブックに関する調査“Audiobooks and Public Libraries 2024 Audiobook Survey Report”がLibraryJournalとShcool Libirary JournalがAudio Publishers Associarionによって実施・公表された。 「聴く読書」需要がおそらく世間で思われている以上に大きいことが示されるなど、日本の出版業界人、図書館
