Photo by freestocks.org on Unsplash一昨日のエントリーの続きです。 Valuationの交渉に使えるのは経済的な価値があると認められるところが中心になるので、残りの2つについてです。 【優先配当権】 まずは配当というのは配当可能な利益がない限り出来ないものですが、配当が出来る場合に優先して配当を受け取ることを定めるものです。 以下の3つの条件を投資家と交渉することになるのが一般的です。 年間配当率 優先株式の取得価額に対して配当率を設定するものです。 例えば5%や10%などと設定し、取得価額が1万円であれば500円や1000円を1株あたりの配当として受け取ることになります。 次の累積型かどうかによって、かなり意味合いが変わります。累積型/非累積型 累積型というのは配当しない場合は配当可能利益が出るまで累積していくというふうに定めるものです。 累積型に設定す