オーストラリア・シドニー(Sydney)のタロンガ動物園(Taronga Zoo)でじゃれ合う赤ちゃんゾウ(2010年11月5日撮影)。(c)AFP/TARONGA ZOO/RICK STEVENS 【11月26日 AFP】食べ物をめぐって巨大な恐竜たちと獲得競争を繰り広げなければならなかったほ乳類が、恐竜絶滅後にどのように大型化していったかについて解明したとする論文が、26日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。 カナダ・カルガリー大(University of Calgary)のジェシカ・テオドール(Jessica Theodor)氏らの研究チームは、ほ乳類の大型化の過程などを調べるため、2年以上にわたって化石の膨大なデータを収集した。 恐竜がかっ歩していた時代、ほ乳類の平均的な大きさはウサギの赤ちゃんからビーグル犬程度、体重にして1~10キロの間と、比較的小さかった。と