1967年に人口3000万人を超えて以来、45年間で1・66倍に増えた。国民1人当たりの年間所得が2万ドル(約160万円)以上(韓国は、約2万5000ドル)の国で、人口5000万人を超えたのは世界で7番目だ。 だが、2010年の合計特殊出生率は1・23で日本(同年1・39)より低く、韓国統計庁は、このまま推移すると同国の人口は、30年の5216万人をピークに減少に転じると予測している。高齢化の進展で、60年には生産に携わる15~64歳人口が全人口の半数を割り込むことになり、韓国も日本を追いかける形で、少子高齢化社会の道を歩むことになりそうだ。