私は普段主にScalaを使っているので、ちょっと手の込んだ処理が必要だったりJava/Scalaライブラリを使ったツールが必要な場合にScalaで書けると便利だなと思うことがあります。 AirframeはScala用のDIコンテナを中心とした様々な機能を提供するライブラリ群ですが、そのうちの1つとしてairframe-launcherというCLIツール作成用のモジュールがあり、コマンドラインオプションを簡単に扱うことができます。また、sbt-packというsbtプラグインを使うと作成したアプリケーションを実行可能なコマンドとしてパッケージング、インストールできます。これらを組み合わせてScalaでCLIツールを作る方法を紹介したいと思います。 wvlet.org github.com まずはbuild.sbtに以下の記述を追加し、airframe-launcherを依存関係に追加します。