2016年4月の電力小売全面自由化を1年半後に控え、新電力(特定規模電気事業者、PPS)各社の動きが活発になってきた。特に最近目立つ動きが、太陽光発電の電力買い取りだ。新しいビジネスモデルの発表で注目を集めたのは、家庭用太陽光発電のアグリゲーション(集約)事業への参入を2014年1月に発表したパナソニック・エプコ エナジーサービスである。続いてエナリスが、産業用太陽光発電の買い取りサービスを9
東電、顧客の流出加速=前半5800件、昨年度上回る勢い 東電、顧客の流出加速=前半5800件、昨年度上回る勢い 東京電力との契約を打ち切った企業などの大口顧客が、2013年度は10月1日までの半年間で5800件に達したことが27日、明らかになった。12年度は1年間で11年度比10倍の7000件が流出したが、これを大幅に上回るペースだ。12年4月に実施した企業向け料金の値上げを受け、大口顧客の間で東電離れが加速している。 電力小売りは00年3月以降、段階的に自由化され、現在は契約電力50キロワット以上の顧客が電力購入先を自由に選択できる。自由化分野の東電の顧客数は今年9月26日時点で約22万5000件。自由化以降に東電から流出した顧客は累計で2万8250件に上り、同分野の顧客の1割強を失った計算になる。大半は割安な新電力に乗り換えたとみられる。 東電が営業する首都圏は市場規模が大きく、電
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