生活協同組合コープさっぽろは、電力取引やエネルギーマネジメントなどのサービスを提供するエナリスと共同で、再生可能エネルギーの地産地消を進める事業を進めていく。固定価格買取制度(FIT)に付加価値を加えて、太陽光発電所などから直接電力を購入し、売電するというものだ。 太陽光発電所の電力を独自に買い取って、生活協同組合の店舗に送電する取り組みが北海道で始まる。再生可能エネルギーを地産地消する取り組みの1つだ。 電力を受け取るのは生活協同組合コープさっぽろ。「BEMS(ビルエネルギー管理システム)を用いて複数の店舗の電力の使用状況を監視する。それに見合うように電力を購入することができるため、メリットがある。2014年5月ごろから導入を開始する予定だ」(コープさっぽろ)。コープさっぽろは道内各地に108店舗を展開している。 今回の枠組みを図1に示した。発電所から再生可能エネルギーを購入するのは2社
