慶応義塾と電通は7月31日、Second Lifeに慶応義塾大学の仮想キャンパスを設置すると発表した。Second Lifeを活用した遠隔授業の手法などを模索するほか、環境情報学部の村井純教授などが参加し、Second Lifeのユーザー行動などを研究する。 電通が構築する「バーチャル東京」内の島(SIM)の1つに「慶応義塾セカンドキャンパス」を構築。教育用の映像コンテンツを利用し、大学の正規科目の講義をSecond Lifeで展開する。Second Lifeでの国内大学の正規科目公開は初という。 Second Lifeユーザーの行動や経済活動、技術などについての研究も行う。研究には、村井教授のほか、政策・メディア研究科の金子郁容教授、総合政策学部の國領二郎教授なども参加。電通のマーケティング部門なども参加し、研究やキャンパス運営に当たる。 関連記事 Second Lifeでのいじめの実態
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