海外在住の中国人らが中心になって、中国の情報隔離政策を「ベルリンの壁」に例え、インターネットを通じ打破を呼び掛ける「インターネット革命宣言」を17日までにネット上に発表した。 賛同者には著名な民主活動家の王丹氏や改革派研究者の厳家其氏も名を連ねている。 宣言は中国共産党がネットを規制し、中国人民を情報面での「ベルリンの壁」の中に隔離していると批判。ネット革命は中国の特色ある革命で、時間はかかるが、4億人近い中国のネット利用者がやがては共産党統治の土台を揺さぶるだろうと指摘した。 また一党独裁の廃止を「08憲章」で平和的に呼び掛けた作家、劉暁波氏に中国当局が重刑を科したことは改革の道を閉ざし、「革命を招く」とした。(共同)