進化と普及に弾みがつくデジタル技術。その巧みな利活用で、自動化と自律化を追求することが企業競争力をぐんと押し上げることになる。「エンタープライズオートメーション」は、これからの企業にとって極めて重要なテーマなのだ。

もっとも、積年の課題を無視することはできない。多種多様なシステムやアプリケーション、そしてデータをどう統合するか。ビジネスやITプロセスをいかに広範囲に自動化するか。一方で、堅牢なガバナンスと監視をどう効かせるか──。ここで期待や注目を集めるのがワークフローや、ローコード／ノーコード開発を支えるプラットフォームである。

ここで紹介する資料は、調査会社大手のIDCがデジタルビジネスやオートメーションの展望を多面的にまとめたもの。企業が直面しがちな課題と、それを乗り越えていくための視座を豊富な調査結果と共に丁寧に解説している。最終的に「IDCの提言」として示されている5つの重要アクションは実に興味深い。すべてのビジネスリーダーに一読をお勧めする。