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SNS誹謗中傷対策、LINEと常葉大が中高生向け無料教材を開発

2025年02月10日 17時30分更新

文● @sumire_kon

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 LINEみらい財団と常葉大学教育学部(酒井研究室)は2月10日、中学・高校生を対象とした情報モラル教材『ネットの書き込みに対する上手なリスクの見積もり方』を公開した。

 本教材は、2月11日の「セーファーインターネットデー」に向けて両者が共同開発したもので、シチュエーション別の情報発信リスクや悪質なSNS投稿への対応などを、ワークショップ形式で学習可能。子どもたち自身で考え、学ぶ機会を提供することで、彼らが誹謗中傷の加害者や被害者になることを防ぐ狙いがある。

 内容は授業用スライド、生徒用ワークシート、講師用ガイドブックの3点セット。授業時間は約50分で、道徳、国語、社会、技術・家庭、情報、総合的な学習の時間などで活用することを想定している。

教材構成のイメージ

 教材はLINEみらい財団のサイトから無料でダウンロードできるほか、18都県82市区町村の教育機関が活用する「GIGAワークブック2026年度版」にも掲載予定。さらに4月からは、中学校と高校を対象としたオンライン授業も実施する。講演依頼については、同財団公式サイトから申込可能だ。

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