長妻さんの話題がでたので、ついでに。
まぁ、長妻さんは当然わかってるんだろうけど、メディアで取り上げられる年金問題もちょっと議論がピンボケだよね。
それなりの政治家が、それこそ長妻さんあたりが、ちゃんと説明した方が良いと思うのだが。
例えば、今の制度は「今の老人の分を今の現役世代が負担する制度」のはずなのに、「今の現役世代が払った分がいくらになって戻ってくるのか?」なんてことと、ごちゃまぜになってるでしょ。年金受給者の中には、「若いころ沢山払ったんだ」とかって言う人がいるけど、「若いころあなたが払ったのは、そのときの老人のため」であって、「あなたのため」ではないんですよね。これって以外とみんな知らないんだよね。みのもんたすら誤解してるフシがあるw
これ大事だから、長妻さんテレビに出た時、是非言って欲しい。その上で、今の制度で良いのか、それとも変えるのかは議論すれば良い。
「A:今の老人の分を今の現役世代が負担する制度」なら、必要なだけ納付額をあげれば良いし、それでも足りなきゃ国債発行すれば良い。「B:自分が払った分が将来戻ってくる制度」なら、未納者がいくらいようと気にすることない。
てか、幽霊だか亡霊みたいな制度はもうやめて、ちゃんと税目として国資金に一旦計上したら良いのにね。その上で、道路特別会計みたいに予算付きで、かつ純粋な支給額のみの特会を作って、そこに組み入れすれば良いとは思いませんか。まぁ、A:の場合の話ですけど。てか、B:はただの貯金だから、何も国がやる必要ナシ。
今なら、「年金は実は年金という名の税金でした」って言ってもそれほど批判されることもないでしょ。むしろ、なるほど!って感じで受け入れられるのでは?
立法府できちんと制度設計をする。これが大事。
できるか? てか、わかるか? 平山君。
きっと「僕にはそんなことできませんよ...」って言うんだろうけどw
現役に比べて年寄りが多いから大変なんだって論調だけど、だったら逆に現役世代が多くて老人が少ない場合もあるはずだよね。トータルすればプラマイゼロなのに、なんで騒いでるんだっけ? 今が資金不足なら年金国債バンバン発行すれば良いだけなのに。
さっき、テレビで評論家が「今後33年間、右肩上がりで老人が増えていく」と言ってた。逆に言うと34年目からは老人が減ってくってこと。じゃ、33年間年金国債発行し続けて、34年目から償還したらいいんじゃね。なりゆき&場当たり的な対応で、いまだに旧国鉄の借金を返し続けてることに比べれば、これってとっても計画的w
ホントのところは(想像だけど)、過去の現役世代が多くて老人が少ない時代に備えとかなきゃいけなかった金を無駄使いしちゃったんでしょ。こういうのは、もう、グダグダ言ってもしかたが無いので、一旦塩漬けにして、国債整理基金にでもブチこんで、リスタートかけるしかないでしょ。
あ、それと、も一つ大事なポイントは、民主党政権発足時に開始B/Sを作っておくこと。
さらに、過去に起因する偶発債務的なものをどう捕らえていくのか。年金問題なんてのは、まさに象徴的な事例だね。
こういったことを平山君はどう考えてるんだろうか? きっと、しどろもどろしながら、「僕にはわかりませんよ...」とかって言うんだろうなw