立ち話中に女性職員の尻触る、男性課長補佐を減給処分 親睦会費盗んだ男性主任は停職 市原市、職員2人を懲戒処分

市原市役所
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 市原市は24日、職場で親睦会費を盗んだとして市長事務部局の40代男性主任を停職3カ月の懲戒処分とし、女性職員の尻を触るセクハラ行為をしたとして同部局の50代男性課長補佐は減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市人事課によると、主任は11月8日、職場の鍵付きロッカー内で保管する親睦会費のうち2万8630円を盗み、一部を使用。親睦会の幹事が不足に気付き、その後の調査で主任が名乗り出た。鍵の場所を知っており「車のパンク修理や公共交通の料金に使った」と説明。既に全額返還した。

 課長補佐は10月13日、私用で参加した地域の祭りで女性職員と会い、立ち話をした際に尻を触った。当時酒を飲んでおり、触った記憶はないという。女性職員が庁内のハラスメント相談員に相談して発覚した。

 小出譲治市長は「市民の信頼を損なう結果となり、おわび申し上げる。綱紀の粛正と服務規律の確保を徹底する」とコメントした。


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