先日より職場で利用している『HP EliteBook 830 G7』の右カーソルキーがパンタグラフごと頻繁に外れるようになっていて難儀していたのですが、左カーソルキーにもまったく同じ症状が発生。このままではさすがに仕事にならないので本格的に調査・修理することにしました。
真っ先にパンタグラフの破損を疑ってじっくり観察してみたのですが特に異常はなし。キートップはもちろん本体側にも一見おかしなところは見当たらなかったものの、パンタグラフを固定するはずの本体側の金属製の爪がわずかに内側に傾いているようでパンタグラフがガバガバの状態。そこでマイナスドライバーを使ってコンマ数ミリ程度上下方向に押し広げてみたところ無事復活!
左右カーソルキーは使用頻度が多い割にキー(≒パンタグラフ)が小さいため、金属爪に負担がかかって歪みが生じやすくこうした事象に繋がっているのかもしれません。