丸川環境相が除染基準となる年間被曝量について信じられないデマ発言を行っています。詳細は以下から。 丸川珠代環境相は2月7日に長野県松本市内で講演を行い、福島第一原発事故を受け、国が原発周辺で行っている除染作業について言及しました。 その中で基準となる年間被曝量が1ミリシーベルトとされていることについて「『反放射能派』と言うと変ですが、どれだけ下げても心配だと言う人は世の中にいる。そういう人たちが騒いだ中で、何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」などと発言。 もちろんこれは何ら根拠もないデマに過ぎません。一般人の通常時の年間被曝量の上限を1ミリシーベルトと勧告しているのは国際放射線防護委員会(ICRP)であり、時の民主党政権もこの数値を基準として年間被曝量1ミリシーベルトに決定しています。 公衆に関しては、低線量生涯被ばくによる年齢別死亡リスクの推定結果、並びにラドン被ばくを除く自然放射
