2014年03月12日01:01 妄想のなかの「オタク」と「一般大衆」 カテゴリよしなしごと Comment(4)Trackback(0) 客観的に状況を眺めてみれば、一定年齢以下の若い世代のそれなりの割合は、オタク趣味にどっぷり漬かって育っていて、もうそれが自然になっていると思われる。つまり、それがたんに人口における比率を意味しているのであれば、非オタクである一般大衆がいて、オタクである特殊な人がいる、という構図はもはや事実問題として成立していない。石を投げればオタク趣味に親和的な人間に当たるのである。2014年とは、ファーストガンダム直撃世代が孫をもっていてまったくおかしくない時代なのだ。 ところが、そうであるにもかかわらず、その若い世代をも含めた我々の多くはいまだに、非オタクである一般大衆がいて、オタクである特殊な人がいる、という誤った信念をなんとなく抱きつづけているように思われる。
