だいぶ間が空いてしまいましたが、久しぶりのデータセンター移行記です。 アンテナ、カウンター、検索を移転 完全移行もぼちぼちゴールが見えて来た今日この頃ですが、先日もサーバーの移行作業を行いました。はてなアンテナの巡回システム周り一式、はてなカウンター、はてな検索などをまとめて移行しました。今回の移行も深夜作業。夜の 2:00 に集合して作業開始です。上の写真は僕のメンテナンス時の作業着です。 サーバールームからサーバーを運び出します。台車が大活躍です。 ぎっしりサーバーが詰まっていた旧サーバールームも、だいぶ閑散としてきました。まだ 70 台近くのサーバーが残っていますが、開発機などを除くと残り 40 台程度になりました。年内には全部移行できるのではないかと思います。 アンテナやカウンターともなるとはてなの中では古いサービスなので、使っているハードも古い。移転にあたって古いサーバーはハード
本のページをめくるように、どんなWebページも素早く表示できるようにする。グーグルは以前からWebの高速化に取り組んできました。 6月22日から、米サンタクララで行われていたWebサイトのパフォーマンスと運用に関するオライリーのイベント「Velocity 2010」では、グーグルのUrs Hölzle氏がWebの高速化技術について「Speed Matters」(スピードの重要性)というセッションで紹介ています。 Webを高速化するためにどのような技術があり、あるいはどのような技術が検討されているのか、このセッションの内容を紹介しましょう。 スピードは重要だ 私が話そうとしているのは、「Speed matters」(スピードの重要性)についてだ。Webは空飛ぶジャガイモより速くなれるだろうか? どのくらい速くなれるだろうか? (参考:オペラがやってくれた! グーグルの空飛ぶジャガイモに対抗)
こんにちは nakamura です。最近トルシエさんテレビ出すぎじゃありません?ウィイレヤロウヨ。オフサイドダヨ! さてさて今回は意外と知られてないけど、サイトをインターネットに公開する際には知っておいた方が良い Apache の設定をいくつかご紹介します(一部 PHP の設定もありますが)。この設定をしていないからといって即危険にさらされるという訳でもありませんが、リスクの芽は摘んでおくに越した事はありませんよね。 無駄な HTTP ヘッダを返さない ディストリビューションにより異なるかもしれませんが、CentOS デフォルトの設定の場合 Apache が返してくる HTTP ヘッダは以下のようなものです。 HTTP/1.1 200 OK Date: Mon, 05 Jul 2010 01:01:14 GMT Server: Apache/2.2.3 (CentOS) X-Powered
~経営層の疑問にシステム部門はいかに回答すべきか~ 日経コンピュータ新編集長・谷島宣之が一緒に考えます。 「この間経営会議で議論した件、準備に最短でも1年はかかると言っていたけれども、なんとか半年で用意できないのかね」。あなたが所属する企業や組織の社長や事業責任者、あるいはあなたの取引先の企業の社長から、こう聞かれたらどう答えればよいだろうか。 【社長の疑問にどう答える?】と題した一連の短文の趣旨は、情報システムに関して社長や事業責任者が疑問に思う事柄を取り上げ、情報システムの専門家としてどう答えたらよいかを考えることである。ただし、今回の疑問は情報システムに限ったものではない。多くの経営者は「もっと素速く経営したい」と考えており、どんな案件についても短期間でやれないかと問うてくるはずだ。 あらゆることを素速くやりたい社長にとって、もっとも悩ましい案件の一つが情報システムの準備である。例え
The High Availability Linux プロジェクト ハイアベイラビリティLinuxプロジェクトの目的は、 Linux向けにハイアベイラビリティ (クラスタリング) ソリューションを提供し、コミュニティ作りの取り組みを通じて、信頼性・可用性・保守性(RAS: Reliability, Availability, Serviceability)を高めることにあります Linux-HAプロジェクトとは、多くのハイアベイラビリティ・ソリューションに幅広く使われている重要なコンポーネントのことです。あらゆるプラットフォームにとっての、ベストHAソフトウェアパッケージとしてランク付けされています。1999年から現在まで、非常に重要な用途で、推定3万件以上もインストールされており、このプロジェクトに対する関心は高まり続けています。Webページには、1日平均で約2万件ものヒットがあり H
米Dellは米国時間2008年6月25日,同社のサーバー用電源装置が「80 PLUS Gold」認証を取得したと発表した。80 PLUS認証は,電気機器の省電力化を目指す80 PLUSプログラムを通じて電源効率が80%以上の基準を満たすと認められた製品に与えられるもの。「Gold」はその最高ランクとなる。 IT業界大手や環境保護団体などによる温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みの「Climate Savers Computing Initiative」では,サーバー用電源装置で2009年7月までに50%出力時に92%以上の変換効率の達成を目標に掲げている。80 PLUS Gold認証を取得したDellの製品はこの目標を予定よりも1年以上早く達成した。 Dellは2008年6月に,同社のデスクトップ向け電源装置で「80 PLUS Silver」認証を取得したと発表している。Silver認証
ITpro会員向けの新サービス「MyITpro」が本日(2007年5月18日)中にはオープンできる運びとなりました。ここではMyITproサービスを提供しているシステムの構成などについて少し紹介させて頂こうと思います。 複数サーバーで負荷分散,1台がコケてもほかがカバー MyITproのサーバー群は,ITpro本体のシステムとは完全に独立しています。ドメイン名も少し違いますし(ITpro本体はitpro.nikkeibp.co.jp,MyITproはmy.itpro.nikkeibp.co.jp),サーバー・システムを設置しているデータセンターの場所も異なります。 システムの構成は,ユーザーからのアクセスを負荷分散装置(ロードバランサー)が受け付けて,配下の複数のWebサーバーに割り振るところまではITpro本体もMyITproも同じです(図1)。ただし,ITpro本体のシステムはWebサ
ベイジアンフィルタ (英: Bayesian filter, naive Bayes spam filtering) は単純ベイズ分類器を応用し、対象となるデータを解析・学習し分類する為のフィルタ。学習量が増えるとフィルタの分類精度が上昇するという特徴をもつ。個々の判定を間違えた場合には、ユーザが正しい内容に判定し直すことで再学習を行う[1]。 現状ではスパムメール(いわゆる迷惑メール)を振り分ける機能を持つソフトウェア(フィルタリングソフト)で、スパムフィルターでのスパム判定に利用されることが多い[1]。最近[いつ?]ではWeblogのトラックバック用フィルタ(トラックバックスパム対策)にも利用されるようになるなど、その利用範囲は徐々に広がりつつある。 ベイジアンフィルタでは、初期状態である程度までの振り分けができるように設定されている。振り分け対象となるデータ(迷惑メールなど)の学習量
概要 SPF(Sender Policy Framework)とは、電子メールの送信元ドメインの詐称を検知する技術。ドメイン名についての情報を配布するDNS(Domain Name System)の仕組みを利用して、本当に送信元アドレスに記載されたドメインから送られてきたメールかを調べることができる。 電子メールの送受信に標準的に用いられるプロトコル(通信規約)である「SMTP」(Simple Mail Transfer Protocol)では、送信元アドレスは送信者が任意に設定できる。迷惑メールの送信者はメールの到達性や効果を高めるため、送信元アドレスのドメイン名に虚偽の内容を記載し、社会的に信用ある企業や団体になりすましたり、メールフィルタに排除されないよう大手ISPやネットサービスのドメインを詐称することがある。 自ドメインが虚偽の送信元の一部に使われることを防ぎたいドメイン管理者は
「想定していたより、多くの顧客が殺到した。受け入れる準備が不足していた点は、大変反省している」。ソフトバンクモバイルの孫正義社長(写真)は10月30日、同月28日と29日に発生していた、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)に関する申し込みなどの受付業務を停止したことについて、謝罪すると同時に、原因と今後の対策について発表した。主な原因は、顧客が他社サービスに乗り換える際、その解約処理に遅延が発生し、システム負荷が高まったこと。既にシステムの増強や構成変更をしたが、今後も「人員増強やシステム増強で解決できるものについては、すべて対処する」(孫社長)とした。 システムの負荷が最初に高まった原因は、「複雑な“家族割”の解約処理だった」(阿多親市 情報システム・CS統括本部長(CISO)兼カスタマーサービス本部長)。顧客が携帯電話会社を変更する際は、変更先の会社が変更元の会社に顧客の転出処理を依頼
ハードウェアは、はてなブックマークに限らずはてなのサービスでは基本的にすべて自作のPCサーバーを利用しています。はてなブックマークで利用している17 台もすべて自作のPC サーバーで、基本的なスペックは、次のようにごく普通なものです。 秋葉原のパーツショップからパーツを取り寄せ、自社で組み立ててサーバールームに設置しています。 通常のWebサイトの運用では、あまりハードウェアを自作したりといった話は聞きません。わざわざハードを自作するからにはそれなりのメリットがなければなりませんね。ハードウェアの自作に関してはてなが重要視しているポイントは、次の点です。 インターネットで不特定多数に対して公開されているシステムの難しさの一つに、負荷の見積もりがあります。ある程度人気のあるインターネットサービスではトラフィックは一定に落ち着くことはなく、アクティブなサービスであればあるほどそれは日々上昇し続
まるごとPerl! Vol.1 で執筆させていただいたはてなブックマークのシステムに関する記事が ThinkIT で読めるようになりました。記事全体を何回かにわけて掲載していただいています。まるごとPerlの記事なのですが、実は Perl のことはあまり触れていなくてはてなのサーバー運用概論みたいは話が主なところです。 http://www.thinkit.co.jp/free/article/0610/1/1/ http://www.thinkit.co.jp/free/article/0610/1/2/ せっかくなので現状報告も含めて少し補足をしてみようかなと思います。 現在の数字 記事の中での数字は6月のもので ユーザー:45,000人 ブックマーク数:535万件 ページビュー:5,000万/月 サーバー:17台 となってますが、現在 10 月の方はというと ユーザー: 60,000
※ご注意 他社および他組織のWebサイトなどへのポートスキャンおよびデータの取得などの行為で得た情報を侵入などに悪用するか、または同じ目的を持つ第三者に提供した時点で違法となります。ご注意ください。 本稿の内容を検証する場合は、必ず影響を及ぼさない限られた環境下で行って下さい。 また、本稿を利用した行為による問題に関しましては、筆者および株式会社アットマーク・アイティは一切責任を負いかねます。ご了承ください。 「第1回 攻撃者側から見た侵入前の事前調査(下見)」では、攻撃者が対象サーバに侵入を試みる際に、最初に行うだろう、ターゲットサーバの脆弱性の有無の調査方法を紹介した。今回は、攻撃者が利用できる情報をいかに与えないようにするかといった対策法を紹介する。 攻撃者に有用な情報を与えない対策 第1回で説明した事前調査は、サーバ内へ侵入するといったたぐいの攻撃ではない。そのため対策をしようがし
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