皆様、お久しぶりです。 今回なんと!「変体仮名を学ぶために」と題しまして、私が変体仮名を独学で習得した経験から文書に学ぶための知識と方法をまとめてみました。 べらぼうを見て青本や黄表紙や狂歌集を読んでみたくなった方、 光る君へで仮名に興味を持った方、 大学で仮名の授業に苦戦している方、 趣味で変体仮名を学びたい方などなど、 たくさんの方に見ていただければと思い製作しました。 以下のリンクから閲覧できます。 ぜひ一度読んでみていただけると作った甲斐があります!!

Amelia Hill*1 “Marked decline in semicolons in English books, study suggests” https://www.theguardian.com/science/2025/may/18/marked-decline-semicolon-use-english-books-study-suggests 「セミコロン」について; As defined by the Oxford Dictionary of English, the semicolon is “a punctuation mark indicating a pause, typically between two main clauses, that is more pronounced than that indicated by a comma”. It is
混同しやすいが、「おざなり」と「なおざり」は意味を異にする。 「おざなり」は、意識的にいい加減な発言・行動で、その場を取り繕うとすること。 いい加減な取り組みであれ、行為が伴う。 「なおざり」は、注意力が欠落しており、意識せずおろそかな結果になってしまうこと。 行為そのものがなされていない。 国語辞典や語源辞典のある棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。 『新明解語源辞典』 小松寿雄/編 三省堂 2011 (自館請求記号:R812) p165に「おざなり」の項目があり、記述には、「誠意がなくいい加減なこと。(中略)その雰囲気の流れのままというのが「お座なり」のもとの意味だろう。そのままで努力しないというところから、現在の意味になったものと考えられる。」とある。 p682に「なおざり[等閑]」の項目があり、記述には「いい加減。(中略)「なお」が「なほ(直)」であることについては諸説
英文におけるエムダッシュ「—」と、エンダッシュ「–」と、ハイフン「-」の用法について、辞典の出版社であるMerriam-Websterがまとめました。 How to Use Em Dashes (—), En Dashes (–) , and Hyphens (-) | Merriam-Webster https://www.merriam-webster.com/grammar/em-dash-en-dash-how-to-use ◆エムダッシュ エムダッシュはカンマやコロン、あるいは括弧のように機能し、例や説明、補足事項などの区切りに使われます。 ・文の構造の突然の変化や中断を示すのに使われるケース Mabel the Cat was delighted with the assortment of pastries the new bakery featured, but Harry
辞書編集者を悩ます日本語とはなにか?──『日本国語大辞典』など37年国語辞典ひとすじの辞書編集者がおくる、とっておきのことばのお話。 「やらずぶったくり」99件 「やらずぼったくり」7件 何の数かというと、国会会議録検索システムでそれぞれの語を検索したときのヒット数である。国会会議録は第1回国会(1947年5月開会)以降のすべての本会議、委員会等の会議録で、現在でも更新されている。話しことばの資料として、私はよく活用している。 「やらずぶったくり」と「やらずぼったくり」、あまり日常語とはいえないかもしれないが、もし使うとしたら皆さんはどちらだろう。 「やらずぶったくり」の99件は、1956(昭和31)年以降ほぼ途切れることなく使われ、そのうちの25件は平成になってからのものである。一方の「やらずぼったくり」は、7件はすべて平成になってからのものである。つまりこれを見る限り、「やらずぶったく
Following a public vote in which more than 37,000 people had their say, we’re pleased to announce that the Oxford Word of the Year for 2024 is ‘brain rot’. Our language experts created a shortlist of six words to reflect the moods and conversations that have helped shape the past year. After two weeks of public voting and widespread conversation, our experts came together to consider the public’s
Published 2024/12/16 18:13 (JST) Updated 2024/12/16 23:56 (JST) 戸籍の氏名に読み仮名を記載する来年5月26日施行の改正戸籍法で、いわゆる「キラキラネーム」など一般的な読み方ではない新生児の名前の届け出があった場合、自治体が親らに対し、理由を示す説明書きを求める運用を予定していることが16日、分かった。説明に合理性があれば原則として認める。法務省が同日、市区町村の担当者向け説明会で明らかにした。 改正法は、許容できる読み仮名を「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」と定め、キラキラネームに一定の基準を設ける。法務省は既に「太郎」を「サブロウ」や「ジョージ」とするのは認められないと例示している。
イントロダクション 2032年 日本国語大辞典 初版刊行から60年、 小学館110周年に 日本最大の辞書が 生まれ変わります。 長きにわたって文化は言葉で記され、国語辞典はそれを読み解く鍵でした。明治・大正時代に、古典世界を見通せる堅牢で信頼できる鍵を求めて松井簡治が日本初の大型国語辞典『大日本国語辞典』を編み、小学館は、戦後、孫の松井栄一とともに新しい日本語を考えるよすがとして『日本国語大辞典』『同 第二版』を作り上げました。それから二十余年。情報技術と通信手段の高度化は未曾有のテキストコミュニケーション時代をもたらしつつあります。国語辞典は言語の変化・研究の進展に合わせて進化しつづけなければなりません。私たちは、この時代にふさわしい辞書作りを目指します。どうか“日国”の二度目の新生を、見守ってください。 『日本国語大辞典』の特色 日本唯一の 大型国語辞典※ 『日本国語大辞典 第二版』は
週プレNEWS TOPニュース社会パリ在住フランス人研究者が「日本語の起源」を追究する理由。文字なき時代の古(いにしえ)の姿はここまでわかった! 「日本語の祖先は、朝鮮半島から海を渡ってもたらされた説が有力です」と語るペラール氏 日本語は、大昔はどのような姿だったのか? 文献の記録がない時代はどんな発音で、どんな単語があったのか? そんな疑問に答える本が出た。それが『日本語・琉球諸語による歴史比較言語学』だ。 われわれが話す日本語の祖先の姿に迫る画期的な方法をまとめたこの本の著者のひとりは、なんとパリ在住のフランス人、トマ・ペラール氏。異国の言語学者が明らかにした、日本語の古の姿とは? ■日本列島にはいろいろな言語があった ――なんだか難しそうな本ですが、タイトルの「歴史比較言語学」ってなんですか? トマ・ペラール(以下、ペラール) 異なる言語どうしを比較したりすることで、言語がたどった歴
今回、用語・表現グループでは「時」を表すことばを調べました。 事件や事故が発生した時間をテレビニュースでいうのに、「○時○分」という明確な時刻をいえない場合があります。例えば、事件・事故の第1報で、その段階では細かい時刻がわからない場合、「だいたいその時間」といった意味で「深夜」「未明」などの「時」を表すことばが使われます。これら「時」を表すことばが指す時間帯は何時ぐらいなのでしょうか。調査では、特に「夜中」「深夜」「未明」を取り上げ、それぞれ「何時ぐらいから何時ぐらいまで」だと思うかを聞きました。 調査の結果からそれぞれの始まりと終わりの平均の時間帯を出しました。「夜中」は「午後11時台~午前2時台」、「深夜」は「午前0時台~午前2時台」、「未明」は「午前2時台~午前4時台」でした。 また、辞典、報道(放送や新聞)の考えと調査結果との違いを見たところ、特に「未明」に違いが見られました。「
「日本ローマ字会」の看板が掲げられた事務局。今は看板が一部取り外されている(2019年4月撮影、京都市東山区三条通東大路西入ル) 日本語の表記をローマ字にしようと運動を展開してきた公益社団法人「日本ローマ字会」(京都市東山区)が今年3月に解散した。1921(大正10)年に設立され、民族学者の故・梅棹忠夫さんが第7代会長を務めた。会員の高齢化による減少のため、日本語改革を目指した全国組織が100年を超える歴史の幕を閉じた。 日本のローマ字運動は明治期に結成された団体「羅馬字会」から始まったとされる。その後、東京で「日本ローマ字会」が誕生し、物理学者で東京帝国大教授の田中舘愛橘(たなかだてあいきつ)(1856~1952年)が初代会長を務めた。機関誌を発行し、普及活動を展開した。 しかし、会が第2次世界大戦で財産を失ったため65年、本部を京都に移転した。会員は設立当初、全国に2千人を超えたという
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