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第6回:2D/3D変換技術の活用(2)※前のページから続く ■2D/3D変換の種類【図2&3】元の画像(左)とそのデプスマップ(右)の例画像提供:クオリティ エクスペリエンス デザイン社 2D/3D変換の手法にも、たくさんの種類がある。おおまかに分類すると、以下の5つに分けられるだろう。 (1)レイヤー分解と画素ずらし (2)デプスマップとディスプレイスメント・マッピング【図2&3】 (3)3Dモデリングとプロジェクション・マッピング (4)ボクセル化による半自動処理 (5)自動変換 (1)は、ロトスコープ(手作業による切り出し)で被写体をレイヤーごとに分解し、少しずつ左右にずらして視差を付けていく方法である。画像にギャップ(視差分の欠けた箇所)が生ずるため、前後のフレームから移植したり、ペイント修正できれいに埋める必要がある。 (2)は、疑似的なデプスマップ(奥行きをグレーの階調で表現し
今回はゲームとあまり関係ない話。 『トイ・ストーリー』シリーズを始めとする数々の傑作でおなじみアニメ制作会社、ピクサー。この会社の作品のDVDソフトには、たいていピクサー社内における制作現場のメイキング映像が特典として収録されている。最新作『トイ・ストーリー3』のブルーレイ版にも豪華な特典映像がたっぷり付いていたが、その中のひとつ「脚本の書き方講座」が、映像をまじえてとてもわかりやすく作られており、非常に面白いものだった。 まず前提として、ハリウッドの娯楽映画の多くは「映画の尺の1/4が第1幕(発端)、1/2が第2幕(葛藤)、残りの1/4が第3幕(解決)」という3幕で構成されている。ピクサー作品の場合「脚本はおおよそ100ページで、3幕の配分は25/50/25ページ」とのこと。 この特典映像「脚本の書き方講座」では、ピクサーの『トイ・ストーリー』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレデ
2月3日にデジタルハリウッド大学にて開催された「アニメ・ビジネス・フォーラム+2011」にて、株式会社サンライズの宮河恭夫プロデューサーが「機動戦士ガンダムUC」の革新的なウインド戦略(ウインドウ戦略)について講演を行いました。 従来の商習慣や常識を覆す野心的な戦略で、宮河プロデューサーの哲学や強い信念が垣間見える内容となっています。「中身が見えない状態で買ってもらう」形から「すべてを見せた上で買ってもらう」形への転換をポジティブにとらえた新たなマーケティングの形態は、アニメのみならず、今後のコンテンツ産業にとって重要な視点となるかもしれません。 一例として、PlayStationNetwork(PSN)で配信した機動戦士ガンダムUCはSD画質のものよりもHD画質の方が圧倒的に見られており、5万人以上の人が視聴したそうです。 ◆都条例について サンライズ 宮河恭夫常務取締役(以下、宮河):
4強が5強と呼ばれる時代に突入していた!? 第1回で海外ドラマがいかに4強時代を迎えるようになったかについて触れた。が、実は、その4強が5強と呼ばれる時代に突入していたことをご存じだろうか? その5強目として注目されていたのが、2009年1月7日にリリースされた『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(以下、TSCC)』だ。 今回はこの『TSCC』の話を皮切りに、海外ドラマの製作や宣伝のしくみから、パイロット版って何? といった初歩的なことまでを紹介していこう。 『TSCC』はタイトルを見てもわかる通り、SF映画の金字塔とも言うべき『ターミネーター』をベースにした同作初のテレビシリーズ。物語は『ターミネーター2』の5年後にあたる99年から幕を開ける。人類の未来の指導者となるジョン・コナーと母親のサラは、まるで人目を避けるかのようにひっそりと暮らしていた。が、ある日、ジョン抹殺を使命とし
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