タグ

人生に関するDelete_Allのブックマーク (68)

  • おどうぐばこ、1981年、夏。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は神奈川県の海と山に挟まれた小さな街で暮らしている。僕が通っていた小学校では、「おどうぐばこ」と呼ばれるロッカーに入れて使う大きな箱を各自持たされていた。夏休み前にはそれを持って帰る。苦行だった。「おどうぐばこ」に、机の引き出しとその中身、絵具やピアニカといった道具を全部入れるのでめちゃくちゃ重いのだ。小学2年の夏休み前。もう40年以上昔(1981年)になるが、僕は同級生で仲の良い栄ちゃんと一学期最後の日、クソ重い「おどうぐばこ」を持って一緒に帰った。とても暑い日だった。太陽の光が強すぎて太陽がどこにあるかもわからないくらいだ。木や建物の影を選んで僕らは歩いた。「おどうぐばこ」を運んでいると重さで手がパンパンになってしまうから休む必要があった。夏休みに入るからという理由で、いつもとは違う道で帰ることになった。 小さな神社で休憩をした。神社は階段の上にあった。信心も賽銭もないので入口の鳥居

    おどうぐばこ、1981年、夏。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/24
    子供の頃、悪気なくつい出てしまった心ない言葉が相手を傷つけてしまった…そんな苦い記憶が長い時間を経て思わぬ形に変化していることって誰でもあるよね。苦ければ苦いほど爽やかさが増すんだよなー。
  • コーヒーゼリー、1996年、夏。 - Everything you've ever Dreamed

    約30年間、営業職として働いてきた。よくぞここまでやってこられたと思う。営業職に就いた当初は、「この仕事を続けられるのはせいぜい半年くらいが限界じゃないか」と絶望していたからだ。あの頃を思い出すと、煙草の香りのする真夏の喫茶店でごちそうになったコーヒーゼリーの味が鮮やかによみがえる。 平成8年(1996年)、大学を卒業した僕は東京で営業マンになった。営業部は、30代後半以上の個性豊かなオッサンばかりが在籍していた。20代後半から30代前半の人材が欠けていたのは、仕事がキツくて離脱者が相次いだからだと後で知った。研修で「電話の応対」や「名刺交換のルール」は教わったけれど、案件の見つけ方、商談の進め方、といった営業の仕事は誰も教えてくれなかった。今ならネットや動画で調べられるが、そういうものはまだなかった。ネットに接続できない携帯電話がようやく普及しはじめた、そういう時代だ。 夏になった。僕は

    コーヒーゼリー、1996年、夏。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/17
    僕が新人の頃は飲み会ゴルフ釣りなどの接待で仕事を取る昭和の営業がまだ主力だった。先輩たちの多くがそこから抜け出せなかったのが悲しい。今の方が効率的に仕事が出来ているけど、あの頃の方が個は強かったね。
  • 「墓じまい」に失敗しそうです。 - Everything you've ever Dreamed

    もともと墓じまいをするつもりだった。時期は会社を定年退職をして毎日サンデー状態になり暇を持て余してから、とぼんやり考えていた。しかし予定を早めたいと考えている。母親の僕への態度がその原因だ。 先週、母親から「体調はどうですか?」というメールが届いた。僕の体調を気づかうメールをよこして誘い出し、3万くれーつって金の無心をするのが母の手である。もうダマされない。僕にも学習機能は搭載されている。僕は「特に問題はない」と返信して放置した。通常であればジャパンマネーの獲得という目的のために僕が誘いに乗るまで母は執拗にメールを飛ばしてくるのだが、今回は、まったく反応がなかった。一週間経過。酷暑が続いている。自宅で倒れているのではないか。腐乱しているかもしれない。心配になった。心配したのは母の状態ではなく、近くに住んでいるのに母をゾンビにした無慈悲な長男と責められる我が身、世間体であった。母さん、無事で

    「墓じまい」に失敗しそうです。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/11
    現代の家庭における一大イベント「墓じまい」に取り掛かっているが、お墓に対する個々の想いの違いから我が家では難航している。必要なのは強引さと根回しですね。
  • もしかして「負の遺産」って氷河期世代のことですか? - Everything you've ever Dreamed

    参議院選挙が近い。どの政治団体の政治家も多少の差異はあっても「次の世代に負の遺産を残さない」的なことを仰っている。僕はそれを聞くたびに「僕ら(就職)氷河期世代のことを指しているよね」と思う。被害妄想が強すぎるのか、あるいは、意識過剰かもしれない。しかし、ここ最近、これまで見捨てられてきた氷河期世代を手のひらクルクルーで、氷河期世代支援の重要性が唱えられており、それは言いかえれば、氷河期世代が社会のお荷物というか、負債であることの裏返しだ。それがやたら目立ち、かつ、わざとらしいからムカつくのだ。 僕は氷河期世代だ。バブル期の恩恵を受けることはなく、バブルの残光すら浴びることはなかった。いざ社会に出るときは、就職状況は「風雲たけし城」や「SASUKE」のトラップ級の厳しさ。100社エントリーシートを手書き(!)して、最終選考まで進めたのは数社。無理ゲーだった。同じ世代は、やむをえず、しかたなく

    もしかして「負の遺産」って氷河期世代のことですか? - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/09
    国は氷河期世代を本気で救うつもりはないし手遅れ。今頃「氷河期世代が高齢になったら大変…」と言われても「ですよねー」としか返しようがない。氷河期世代保護を訴える政党(氷河の党)が出来たら支持するよ。
  • 僕が見ちゃった未来 - Everything you've ever Dreamed

    「私が見た未来」というベストセラーによると、2025年7月5日に日で何かが起こるらしい。そのため、感受性の高い人があたふたしたり、日への観光客が減っていたりして、影響が出ている。予言の夏、緊張の夏である。これまでいくつかの予言を生き抜いた僕からは「注意力が散漫になっているので交通事故に気をつけましょう」くらいしか言えない。予言や予言を信じる人をバカにしてはいない。なぜなら、僕は予言を信じ、予言で人生を軌道修正してここまでやってきた人間だからだ。 1991年の7月、高校3年生の僕はノストラダムスの大予言を信じるボンクラだった。ノストラダムスの大予言は1999年8月に恐怖の大王が空から落ちてきて人類が滅亡するという物騒な内容で、当時の米ソ冷戦世界情勢から核戦争を意味しているとか、未知の天体が地球に激突するとか言われていた。僕が通っていたのは大学進学率を信奉する地方の公立進学校だった。6月

    僕が見ちゃった未来 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/05
    例の予言が話題になっているけど、予言が当たる当たらないという問題に落とし込まずに、生き方を見つめ直すきっかけとしての予言は全然ありだと思う。
  • 「ミッション:インポッシブル」=「不可能な任務」から逃げることが働き続けるためには大切だ。 - さくマガ

    ブレイクタイム 「ミッション:インポッシブル」=「不可能な任務」から逃げることが働き続けるためには大切だ。 # フミコ・フミオ 2025年7月4日 ビジネスパーソンに役立つコラムを読んでスキルアップ&隙間時間を有効活用 >>さくマガのメールマガジンに登録する ミッション:インポッシブル最新作を見てきた 『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が劇場公開されたので、早速鑑賞してきた。還暦を過ぎたトム・クルーズ=イーサン・ハントは最新作でも変わらず……というかシリーズ過去最高レベルのアクションを決めていた。おかしい。周辺にいるヨレヨレな60代男性と比べるとトム・クルーズのおかしさが際立つ。いま、振り返ってみると、第1作の見せ場だったイーサン・ハントの吊り下げられアクションなんて、ずいぶんとのんびりしていているように見える。アクションはシ

    「ミッション:インポッシブル」=「不可能な任務」から逃げることが働き続けるためには大切だ。 - さくマガ
    Delete_All
    Delete_All 2025/07/04
    さいわい僕らはイーサン・ハントさんではないので「これは無理」と感じた仕事からはさっさと逃げてしまうのが良いと思う。不可能は不可能のままでいい。僕はそう割り切ってきたから30年近く働けているよ。
  • 友人と僕のインターネットの可能性が亡くなって7年経った。 - Everything you've ever Dreamed

    雨の夜、「はてな村」という星座を思い出す - シロクマの屑籠 シロクマさんの「はてな村」についての懐古記事を、ほぼ同じ世代でほぼ同じ時代をインターネットで過ごした者として興味深く読んだ。僕は25年くらいインターネット上に文章をアップしているけれども、「はてな」も含めてインターネットのコミュニティに属したことがないと認識している。現在でも、キャラクターを認識できるアカウントは数えるほどしかない。付き合いのあるアカウントも少ない。そんな中途半端な立ち位置にある僕でも、ネットの片隅に存在していたコミュニティーがなくなりつつある状況はすこし寂しい。「写真でしか知らない、遠い国の森林に生息するとある生物が滅亡に向かっている」というニュースを聞いたときの感覚に近い。直接関係ないし何かしようと思わないけれど、なくなると寂しい、みたいな感じだ。ブログやブックマークのような古いネットのサービス(コミュニティ

    友人と僕のインターネットの可能性が亡くなって7年経った。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/06/24
    本日は友人のHagex君の命日です。7年経った。事件のこととか最近のネットについて思うところはあるけど、僕は相変わらずブログを書き続けている。続けてこられたのは1人きりだったからだと思う。
  • 雨の夜、「はてな村」という星座を思い出す - シロクマの屑籠

    ゆうべ、ふと星座が観たくなって空を見上げた。垂れ込めた雨雲に邪魔されてほとんど見えなかったけれども、一瞬、雲の合間に星がまたたいたのは印象深かった。 それにあてられて、『ぼっち・ざ・ろっく!』の「星座になれたら」という曲、それからインターネットで星座だった自分たちについて思い出した。 星座になれたら 結束バンドアニメ¥255provided courtesy of iTunes ボーカルの喜多郁代は「君と集まって星座になれたら」と歌う。星座を織りなす星々はずっと同じ場所にいるようで、実はそれぞれバラバラに動いている。天文学的な時間軸でみれば星座をなしているのは一瞬でしかない。それと同じように、ひとつのバンド・ひとつのコミュニティ・ひとつの集まりも、それぞれバラバラに動いている人間が、たまさか、同じ場所で巡り合って同じことをしているに過ぎない。バンドやコミュニティや集まりを星座にたとえる時、

    雨の夜、「はてな村」という星座を思い出す - シロクマの屑籠
    Delete_All
    Delete_All 2025/06/24
    はてなダイアリーからのユーザーだけど、はてな村に対しては入村できなかった感が強い。何もかもが懐かしい。
  • 母がボケたかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed

    実家の紫陽花を眺めるのが好きだ。毎年微妙に色が違うので楽しい。そろそろ咲きはじめている頃だが、まだ、見ていない。実家で暮らす母とプチ断絶状態にあるからだ。何かあれば駆けつけられる距離にいるが日常的に接触をしない今のやり方が、ベターだと僕は考えている。理由については前に書いたとおりだ。子供が親の面倒を見るのが当たり前という彼女の考え方が気に入らなかったというのもあるが、顔を合わせるたびに金を求められるのがストレスになっていたからだ。 1ヶ月前、母からメールが送られてきた。題名はなく、文面は「元気ですか?」だけ。珍しい。通常、僕の体調や仕事を気にかけるフリすら見せず、「(金額)を貸してください。至急」と目的のみを告げてくる母が「元気ですか?」である。無視を決め込もうとしたけど無視できなかった。どうしても気になってしまった。その日は父の命日だったからだ。父の命日に、これまで僕の体調など心配したこ

    母がボケたかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/06/19
    ごくごく一部の記憶が完全に抜け落ちているのは認知症の前兆なのか、ただの物忘れなのか。後期高齢者の親を持つと判断が難しい。診断を受けさせようとしても「ちがう。大丈夫」つって逃げるから参るよ。
  • 茶の間で輝いた国民的ヒーローの死と、間に合わなかった団塊ジュニア(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    長嶋茂雄さんの死去を報じる毎日新聞号外を手に取る人たち=大阪市都島区で2025年6月3日午後0時41分、前田梨里子撮影 長嶋茂雄さんが今月3日の朝、89歳で亡くなった。プロ野球・巨人の名三塁手として鳴らし、長く監督を務め、アンチ巨人からも愛された。新聞は号外を発行し、夕刊も朝刊も1面トップで黒々と大見出しを張った。 【写真で振り返る】長嶋茂雄さん 89年の野球人生 とはいえ長嶋さんが現役を引退した1974(昭和49)年に生まれた私は、類いまれな勝負強い打撃も華麗な守備もリアルタイムでは知らない。私が属する団塊ジュニア世代(71~74年生まれ)は何かと、間に合わなかった。長嶋さんの現役生活17年と軌を一にした高度経済成長の終焉(しゅうえん)の頃に生まれ、バブル経済は高校または大学時代に崩壊、若者の政治の季節を知らず、大学を出る段になると就職氷河期だった。 個人的な繰り言も一つ。宮脇俊三に私淑

    茶の間で輝いた国民的ヒーローの死と、間に合わなかった団塊ジュニア(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
    Delete_All
    Delete_All 2025/06/18
    わかる。→"長嶋さんの現役生活17年と軌を一にした高度経済成長の終焉(しゅうえん)の頃に生まれ、バブル経済は高校または大学時代に崩壊、若者の政治の季節を知らず、大学を出る段になると就職氷河期だった。"
  • 氷河期世代に触れる者は地獄の業火に焼かれる覚悟を持ちなさい。 - Everything you've ever Dreamed

    就職氷河期世代支援は、他人事ではない。僕も氷河期世代に属しているからだ。で、ムカついている。同じようにムカついている人は多いようだ。ムカつく点や度合いは人それぞれだが、「今更感手遅れ感」と「方法」に疑念がある点ではだいたい一致している。先日、僕のX(旧Twitter)投稿への反応を見て実感した。 最近、氷河期世代支援が話題になっているけど、氷河期世代の上の年齢層が50代になっているのに今さら支援とか遅すぎてかえってバカにされている気がするんだよね。1人当たり1000万配るとかならまだマシだけど就労支援を真顔で話していてマジでバカにしてるよね。ずっと働いているっつーの。 — フミコ・フミオ (@Delete_All) 2025年5月16日 反応の幅が想定よりも少々広いくらいで大体予想の範囲内だった。というと「利いた風な口をきくな」と一喝されそうだが意見の幅が少ないように見えた。もちろんディテ

    氷河期世代に触れる者は地獄の業火に焼かれる覚悟を持ちなさい。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/05/19
    氷河期世代支援に何が頭に来るかというと、手遅れもあるけど、うまくいかないのがわかっていて最終的に「国は面倒みたけどダメでしたね」つって氷河期世代自身の自己責任に落とし込むのが丸見えだからなんだよ。
  • 家族を捨てました。 - Everything you've ever Dreamed

    母を捨てた。家族と呼べるのは奥様をのぞけば、母と弟の二人になるけれども、実家で暮らす母とは昨春から元旦に十五分くらい顔をあわせたきりであり、弟とは三年近く電話もしていない。母と弟が何をしているのか知らない。弟は勝手に生きていくはず。問題は後期高齢者の母である。母は小さな問題を起こしては後始末を僕に押し付けてくる人だった。弟やその他親族から面倒を見るのは長男の僕の役目と言われ、社会的な枠組みも長男が親の面倒をみるのが当然とされているので、仕方なくその役を引き受けてきた。 だが、僕は母を捨てた。僕が抱えている三大ストレス「家族」「こづかい月一万九千円」「ヤクルトスワローズの戦績」のうちひとつがなくなったのだ。ブラボー!「捨てる」は姨捨山への放棄ではなく、「会わない」「連絡取らない」「気にしない」である。日常生活から親を切り捨てるという意味だ。昨春から続けている。「たまに電話を寄こしなさい。あん

    家族を捨てました。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/05/06
    家族というだけで近い距離にいるよりは、相応の距離感をもって付き合った方がうまくいくことに今さら気づいた。それが出来るのも恵まれているからなんだけどね。
  • AIよ、すべての仕事を人類から奪いたまえ。 - Everything you've ever Dreamed

    「将来なくなる仕事」というくだらない記事が定期的に雑誌やネットにあらわれる。「技術の発達で今現在あなたが従事している仕事はなくなるよー」という身も蓋もない内容で、そのような記事を載せていた雑誌が紙面に掲載していた仕事職業より先に廃刊になっていたのは体を張ったギャグだったのだろう。だいたい技術によって仕事がなくなるのはごく当たり前なので「ヤバい!どうしよう!」と慌てる側も「ヤバいぞ。どないするの?」と煽る側もどうかと思う次第であり、技術の発達の有無に関わらず能力の低さで職を失うほうを心配した方がよろしいのではないかと愚考する次第なのである。 そもそも仕事がなくなるのは良いことである。仕事がなくなって困るのではなく、仕事がなくなって生活がどうなるかわからないから困るのである。僕は営業職として30年くらい働いてきた。はっきりいって飽きた。石川さゆりさんは上野発の夜行列車がなくなっても何十年間も「

    AIよ、すべての仕事を人類から奪いたまえ。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/04/18
    創造的な仕事がChat GPTに取られたら人は機械の手足として生きるしかなくなるのでは?と悲しい気持ちになったけどすでに家族からATM扱いされているので悲しみ軟着陸。
  • 『バルセロナで豆腐屋になった──定年後の「一身二生」奮闘記』/中高年に刺さりまくる定年おっさんの異世界転生物語 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社で働くまもなく51歳になる中間管理職。うっすらと早期退職を考えている。会社上層部からは目の敵にされてこれ以上の出世もないし、30年続けてきた営業職に飽きてしまったし、商談相手のムカつく言動に対する耐性も擦り切れているため、いつブチキレて「屋上へ行こうぜ……」と言い出しかねない状態だからだ。切実なのである。奥様に意思を打ち明けても彼女は「辞めて何をするの?」と返すばかりで、「やりたいことをやるよ」「具体的には?」「知らず知らず隠してた当の声を……」「YOASOBIっぽく言って誤魔化さないで」という流れで早期退職はいまだ認められていない。きっつー。 バルセロナで豆腐屋になった 定年後の「一身二生」奮闘記 (岩波新書) 作者:清水 建宇 岩波書店 Amazon 奥様から「真面目に考えなさい」の言葉とともに参考図書として勧められたのが書『バルセロナで豆腐屋になった──定年後の「一身

    『バルセロナで豆腐屋になった──定年後の「一身二生」奮闘記』/中高年に刺さりまくる定年おっさんの異世界転生物語 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2025/02/11
    面白い本。新聞記者からバルセロナの豆腐屋に転生をキメるくらいの変化がある方が定年後は楽しいかもね。定年が視野に入ってきたけど定年は引退ではないのだね。憧れの引退後はいつになるのだろう…。
  • 「昨日の会議の書記は誰だった?」みたいなクソどうでもいい上司からの連絡で休日が台無しにされる悲劇を繰り返してはいけない。 | さくマガ

    ブレイクタイム 「昨日の会議の書記は誰だった?」みたいなクソどうでもいい上司からの連絡で休日が台無しにされる悲劇を繰り返してはいけない。 # フミコ・フミオ 2025年1月15日 このような会話が繰り広げられたあとで、高齢の影響か、電話とLINEは違うという認識からか、後期高齢者を含む高齢者への僕の配慮不足なのか、原因は不明だけれども、休日中会社上層部から従業員へ電話がかかり続けている。緊急なら仕方がない。しかしながら「火曜日のミーティングは何時だっけ?」「先日の会議の書記担当は誰だったっけ?」などなどの超どうでもいい内容の電話がかかってきて、会社上層部の間の抜けた声で休日気分は台無しになり、会社上層部へのヘイトが増大している。休日を上司の声に浸されて、うれしい人間は少数派だろう。 それでも、会社や上司からの干渉で休日が台無しになる事態は少なくなっている。職場環境の改善や、ハラスメント対

    「昨日の会議の書記は誰だった?」みたいなクソどうでもいい上司からの連絡で休日が台無しにされる悲劇を繰り返してはいけない。 | さくマガ
    Delete_All
    Delete_All 2025/01/15
    「仕事のために休日がある」のではなく「休日のために仕事がある」という休日至上主義が圧倒的に正しい。そして、僕らはもっと休日に真剣に向き合うべきだと思うのである。あまりにも無計画な休日を過ごしがちだ。
  • 部下から「部長は副業でいくら稼いでいますか?」と質問されたのをきっかけに副業について考えてみた。 | さくマガ

    ブレイクタイム 部下から「部長は副業でいくら稼いでいますか?」と質問されたのをきっかけに副業について考えてみた。 # フミコ・フミオ 2024年12月23日 ビジネスパーソンに役立つコラムを読んでスキルアップ&隙間時間を有効活用 >>さくマガのメールマガジンに登録する 副業するのが当たり前の時代と 副業が事実上許されなかった僕らの時代。 僕は、中小企業の中間管理職である。先日、とある部下から「部長は副業でいくら稼いでいますか?」と質問された。かつて、別の部下から「副業は何をしたらいいでしょうか」という、返答に困る相談を受けてから、たった数年間のうちに状況は劇的に変化した。副業が当たり前になっている。 副業をする人が増えた。副業が市民権を得たというか、一般的になったというか、副業先を見つけやすくなったというか、決定的な理由はわからないが、まちがいなく副業をしやすい環境になった。僕が社会に出た

    部下から「部長は副業でいくら稼いでいますか?」と質問されたのをきっかけに副業について考えてみた。 | さくマガ
    Delete_All
    Delete_All 2024/12/23
    「副業何をすればいいですか?」と部下の人から質問されたときどうすればいいでしょう。自分で考えろと言ってハラスメントで訴えられますか。まずはお問い合わせを。私には経験があります。
  • 80年代、真冬の想い出 - Everything you've ever Dreamed

    両親と僕と弟の家族四人で撮った写真は一枚しかない。1980年(昭和55年)に油壷マリンパークのフォトスポットでカメラマンに撮ってもらったものだ。写真は今も実家の母の寝室に飾ってある。カメラと家族が壊れていたわけではない。スマホやデジカメはなかった。今のように気軽に写真を撮る時代ではなかったのだ。1980年代、父は仕事が忙しかった。平日は朝早く出て行って夜遅くまで働いていたので、顔を合わせることはめったになかった。今も思い出すのは、夜、布団のなかでうとうとしながら聞いた父の運転する日産サニーカリフォルニアの「ぷすぷすぷす」というエンジン音。家族で泊まりの旅行に出かけたのは三回。1980年代前半に伊豆方面に二回、90年代、父が亡くなる直前の京都旅行旅行の写真が残っている。父はカメラを持ち歩いていたが、風景写真が多く、家族の写真はあっても四人一緒に撮影したものはなかった。父は生前デザイナーとし

    80年代、真冬の想い出 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2024/12/19
    スマホ(ケータイ)やデジカメが普及して写真を大量に撮るようになったり技術で誰でも綺麗な写真を撮れるようになったりしたけど、そのかわり「消費」しているようにも思えるんだよね。
  • 善意の値段は0円みたいです。 - Everything you've ever Dreamed

    僕は品会社の営業部長。某NPO法人との商談はクライマックスを迎えた。相手は代表者Aと副代表者Bである。先方の部を訪れて面談室に通され、いよいよ見積書の提示である。そのNPOは生活に困窮している人に事を無償提供する事業を行っていた。「私たちに出来ることは温かい事を提供することぐらいです。正直、厳しいですが私たちを待っている人たちのために頑張りたいです」「ご協力いただける企業様には感謝しかありません」とABブラザーズは言うと、事業の意義を僕に伝えた。確かに、この世知辛い世の中で素晴らしい事業を行っていた。特に感想はなかったが感想を求めるような顔で圧をかけてくるので「感銘を受けました」とひとこと感想を述べた。 で、見積書の提示である。当該NPOの事業で使用する材なので、出来るかぎりの金額を提示させていただいた。一昔前の言い回しなら「勉強させていただいた」金額である。見積額を見たABブラ

    善意の値段は0円みたいです。 - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2024/12/18
    自分たちが利益を得てない尊い事業をしているからといって、取引先にも同じように利益を放棄するよう求めるのはどうなの?と思うけど営業という仕事をしていると年に数件この手の話はあるよ。
  • 君ははじめて見たブラのことを覚えているかい? - Everything you've ever Dreamed

    25年前、僕は二十代の若者で、仕事に追われる日々を送っていた。誇張抜きに実家と職場を往復するだけの毎日。自宅の近くに幼稚園バスが送迎にやってくる場所があって、僕は毎朝、バスを待つ親子と目を合わさないようにして通り過ぎていた。ある日、バスを待つ親子のなかに男の子と一緒にいるマユミちゃんの姿を見つけた。彼女は幼馴染で、小学校最後の二年間は同じクラスだった。草野球やドッジボールも一緒にやった仲のいい友達のひとりだ。男の子は彼女の子供らしい。1985年、小学六年の夏、僕は彼女と幻の湖をさがす旅に出た。僕らが暮らす町は山と海に囲まれていて、あの山の向こうに誰も知らない湖がある、というマユミちゃんの言葉を信じて、僕と彼女とその他二人(誰だか忘れた)はお菓子と水筒を入れたリュックサックを背負って湖を目指した。マユミちゃんは小さい頃からいつも僕より前を歩こうとしていた。僕はそれが気に入らなくて、いつも彼女

    君ははじめて見たブラのことを覚えているかい? - Everything you've ever Dreamed
    Delete_All
    Delete_All 2024/11/11
    進学のたびに友達の層が変わって少し寂しくなることないですかね。あと、僕は子供がいないけど同じ世代の人たちは孫を持ちはじめているのは不思議で、感慨深い。そんなことです。
  • Re:煽りじゃなくて40代の男性は何のために生きているのか教えてほしい - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 「こんな生活で、生きている意味、あるのかなあ……」と僕もずっと思いながら、40代を過ごし、もう50歳も過ぎてしまいました。 なんというか、ずっと、異世界転生できなかった「なろう小説」の主人公みたいな感じです。 若い頃の自分が、こんな未来を知ったら、きっと絶望したと思う。 振り返ってみると、僕は若い頃からずっと絶望し続けていて、その都度、テレビゲームやマイコンに出会ったり、ネットでものを書いたり、家族ができたりして、なんとかここまで続けてきただけなのかもしれません。 能動的に「生きる意味」を感じていたというよりは、生きていればときどき良いこともあったので、積極的に死を選ぶほどの衝動が起きなかった。 正直、30代くらいまでは、目の前の仕事や「やらなければならないこと」をやり過ごすのに精一杯で、「生きる意味」とか、あまり考えたこともなかったのです。生きる意味よ

    Re:煽りじゃなくて40代の男性は何のために生きているのか教えてほしい - いつか電池がきれるまで
    Delete_All
    Delete_All 2024/08/31
    50代の男性だけど50超えてから何のために生きているのかなんてまったく気にならなくなりましたね。どうやって死のうかの方が興味あります。