増田文学に関するCichlaのブックマーク (4)

  • 死んだ日よりも葬式の日よりも、一緒に遊んでいたソシャゲの終了日が

    遊んでいたソシャゲのサービスが終了することになった。世間的には、円満なサービス終了である。 ずっと作品の中心として紡がれていたメインストーリーが終わり、それをもって作品として完結する。 それから数日後にでオンライン版のサービスが終了し、今後はオフライン版としてサービスを行う。 大団円だ。 ソーシャルゲームという、どこで終わるかわからない綱渡りを常に強いられるゲームにとって、当初から予定していたシナリオを完結させて終わることができるというのは、この上ない最高の終わり方だと思う。 そのうえ、全くなくなるのではなく、オフライン版として遊びたい人はまだ遊び続けることができる。 私も、今までに志半ばで終わってしまうゲームをいくつか経てきたので、これは当に最高の幸せな終わり方だとわかる。 なのに、どうしてか、涙が止まらない。 それは、このゲームが、昨年亡くなった私の伴侶が、私と共にメチャクチャハマっ

    死んだ日よりも葬式の日よりも、一緒に遊んでいたソシャゲの終了日が
  • 退職者のメール

    会社に来なくなってそのうち辞めた先輩のPCを確認・整理して、リプレースするように言われた。 ふと気になってメーラーの送信トレイをあさってみたら、嫁宛っぽいメールがいくつか出てきた。 「もぉう、限界、まぢむり」 「ああ、つらいけど、1週間がんばるわ……」 「なにが嫌って、息をするのも辛い」 などなど。相当精神的にまいっていたことがわかった。 これ、どうしたものかなー。私的メール禁止だし、上司に言ったほうがいいのかなー、 でも野暮ったいよなぁーとか少し悩んだ。 ふと受信トレイを見ると、嫁っぽい人からもメールが来ていた。 『ほんと、お疲れ様!がんばってね(はぁと』 『今日を乗り越えれば、明日は休みだ!』 『当に辛い時は、休んでいいんだよ?』 などなど。ええ、奥さんやんって思った。 やはり、上司には「かくかくしかじかのメールがありました(笑)」ぐらいのノリで報告しようとよくみたら、 メールのやり

    退職者のメール
  • 息子だけど、親権押し付けて離婚した母親について

    そういえば自分の周りに親権を押しつけて離婚した母親がいたなあと、元増田を読んでいて思い出した。 もう20年近く前の話だし、元増田の元家庭とはずいぶん環境も違う。 記憶も定かでは無いけれど、「親権押しつけて離婚した母親」がどう見えたか、息子の立場の思い出で自分語りする。 母親を最後に見送ったのは私と弟だった。 私の母親は、私が10歳の夏に家を出ていった。 母親の姿を私が最後に見たのは自宅の玄関。 私と弟が学童保育から帰ってきて一息ついたあと、入れ替わりで母親は家を出ていって、そのまま帰ってこなくなった。 私と弟がどこにいくのか尋ねたところ、 「ちょっと買い物に出かけてくる、あんたたちも来る?」と母親は応えた。留守番をしている、と返したと思う。 まだ日が落ちる前で外は暑かったし、エアコンが効いた部屋から出たくなかった。 それが母親と面と向かって話した最後の会話だった。 その日以来、母親は帰って

    息子だけど、親権押し付けて離婚した母親について
  • 祖母が施設に入る事が決まった

    今、入所後に使う私物に貼る名札シール作ってる所なんだけど、涙が止まらず明日に響きそうなので吐き出しておく。 今週の水曜日、同居してた要介護3のばあちゃんがグループホームに入所する事になった。足が悪く半分寝たきりで、認知症も進んできたばあちゃんを俺と父親で1年くらい騙し騙し介護してきたんだけど、入所の順番待ちをしていたグループホームから先週「急遽空きができたんですが、入所されますか」と連絡が来たのだ。先方からは以前、申し訳ないが空きができるにはまだ半年以上かかると思う、と言われていたので寝耳に水だったが、予期せず、介護生活からの解放と70年以上実家に住んでたばーちゃんとの別れがやってきてしまった。いつか来るとは思ってたけど、もっと先だとばかり思っていたので、まったく心の準備ができていなかった。ことの決定権は父親と叔母(父の姉)にあった。毎日主に世話をしているのはお前だからと、俺の意思も訊いて

    祖母が施設に入る事が決まった
  • 1