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演出に関するAKIYOSHIのブックマーク (332)

  • 『忍者と殺し屋のふたりぐらし』第5葉、喪失と水面の演出のメモ|あにもに

    『忍者と殺し屋のふたりぐらし』第5葉「ロボットと殺し屋のふたりぐらし」は、名実ともに今期屈指のエピソードと評して差し支えないでしょう。Aパート(絵コンテ・演出:徳留夢奈)では、シャフトアニメの伝統を継承しつつ、それを軽やかに更新する奔放な映像演出と遊び心あふれる小ネタが惜しみなく盛り込まれ、視聴者を一気に物語世界へと引き込んでいき、そしてそのエネルギッシュな熱量を受け止めつつ、作品全体の情緒を一手にBパート(絵コンテ・演出:吉澤翠)が決定づけます。 このエピソードの中心に据えられているのは、発明家であり殺し屋のイヅツミマリンが、さとこを模したAI搭載型ロボット「ロボ子」をこのはのもとに送り込むという、一見すれば荒唐無稽とも言えるプロットです。 最初は物語が軽快に転がっていきますが、段々とその展開は奇妙な方向性を帯びていきます。このははロボ子が偽物であることに気づくどころか、物以上に自分の

    『忍者と殺し屋のふたりぐらし』第5葉、喪失と水面の演出のメモ|あにもに
  • 櫻坂46MVから広告まで。映像ディレクター・池田一真のコンセプトを昇華する方法

    企画 / 演出。アイデアやユーモアに溢れた映像表現を得意とし、手法にとらわれない柔軟なディレクションで、TVCMから企業ブランディング映像、MV、アニメーションコンテンツやアトラクション用の空間映像まで、多岐に渡る媒体やジャンルを手がける。 https://www.pics.tokyo/member/kazuma-ikeda/ 櫻坂の強みと新しさを見せたかった —直近の作品は、“UDAGAWA GENERATION”が最新作になりますか? 池田:そうですね、直近で公開されたのは“UDAGAWA GENERATION”になります。 —作は、遊び心あふれる内容になっていますね。ご自身としてもチャレンジングな作品だったとおっしゃっていましたが、コンセプトはどのように決めたのですか? 池田:最初にスタッフの方と打ち合わせをして、「今までの雰囲気とは違う、新しい櫻坂46を見せたい」という話がありま

    櫻坂46MVから広告まで。映像ディレクター・池田一真のコンセプトを昇華する方法
  • 京アニは、なぜOPで回すのか? : GOMISTATION.cheerDK

    京アニは、OPアニメの演出でしばしばカメラをぐるっと回す演出をします。 ■『中二病でも恋がしたい!戀(2014/TV)』 OP (モリサマーえろい) さて、回転させることで、まずぼくらが感じられるのは”キャラクターの立体感”です。キャラクターの周りをぐるっと回ることで、様々な角度から見ることができる。平面的な画面よりも、リアルさが増す。 まずは、こういったキャラクター・状況を立体的にする効果があります。キャラクターを立体の空間に置くことで、キャラクターにもその状況じたいにも存在感や肉感が出てきます。 このような回転演出が、近年の京アニOPでは多く見られます。 今回は、「この回転演出を、京アニが多用する理由」をについて少し考えていきたい。 まずは、この回転演出なるものを京アニに持ち込んだキーパーソンについて。 おそらくそのキーパーソンは、木上益治(きがみよしじ)さんです。 木上益治さんはシン

    京アニは、なぜOPで回すのか? : GOMISTATION.cheerDK
  • 【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第59回 「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」とテレビアニメの美学

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 前Qの「いいアニメを見に行こう」 > 【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第59回 「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」とテレビアニメの美学 現代のテレビアニメについて考えるうえで、ミルパンセというアニメスタジオの存在はずっと意識の片隅にあった。まとまった原稿を書いたことはなかったけれども。「てーきゅう」にたまに触れていたくらいかな、たぶん。夜叉の構え!(いきなり椅子から立ち上がる) という前フリからの「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(以下、「沖ツラ」)の話。どう考えても比嘉さん一択だろ、この鈍感主人公! 早く気づけ!! うらやまけしからんぞ、ムキーッ!! ……みたいなキャラクターやお話の魅力を語るような真似はしません(今してるが)。だってそれはもう、一目見れば大半の人にはわかるもの。沖縄の文化や暮らしの陽の部分のみを

    【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第59回 「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」とテレビアニメの美学
  • 『きみの色』のジゼル - バレエとアニメーション - 小夜倉庫

    映画『きみの色』ラストの「ジゼルのヴァリエーション」がアニメーションとしてひじょうに素晴らしかったため、その話をします。 ※筆者はバレエもアニメもただ好きなだけの半端者なので話半分に聞いてください。ここで書かれていることはすべて筆者一個人の見解に過ぎません。あとすべての素人なのでめちゃくちゃ間違ってたらすみません。 youtu.be (この動画のジゼルは作中で踊られたものとは振付がやや異なりますが、ご参考までに) そもそも「ジゼルのヴァリエーション」とはなんなの? というお話を簡単にしておきます。ラストで日暮トツ子が踊ったのは、一般に「ジゼルのヴァリエーション」と呼ばれる踊りです。ヴァリエーション(variation)とは、舞台上でひとりで踊ること、またその踊りを指します。 『ジゼル』は全二幕のバレエ作品で、様々なバレエ団によって現在も盛んに上演されています。今年はなぜか様々なバレエ団がこ

    『きみの色』のジゼル - バレエとアニメーション - 小夜倉庫
  • プリキュアは子供向け故に破壊でのメカバレができず、倒れるだけで人でないとわかる作画や演出がされていたという裏話

    はなぶし🚀個展グッズ販売中🧠1/16まで @hanabushi_ 懐かしい…メカバレしなきゃなんだけど、子供向け故に破壊してメカ部分を露出する事が出来ず、捻りに捻った末の演出でした。良くみるとルールーがどこも壊れていない。倒れるだけで人でないとわかる森くんの作画が素晴らしいね… x.com/aipals2/status… 2025-01-13 00:34:23

    プリキュアは子供向け故に破壊でのメカバレができず、倒れるだけで人でないとわかる作画や演出がされていたという裏話
  • 『撫物語』における「よつぎターン」全話解説 - もにも~ど

    シャフト作品における「よつぎターン」という演出をご存じでしょうか。もしかすると、耳にしたことがない方も多いかもしれません。もちろん、慣れ親しんでいなくとも無理もありません。なぜならば、この言葉は最近になって自分が勝手に言い始めた造語だからです。 シャフトがやる真俯瞰でキャラクターをくるくると回転させる演出を、「よつぎターン」と名付けたい!渡辺明夫デザインのキャラクターを使うと変な角度で首を振り向かせずにはいられないのと同様で、スカートやドレスのキャラはいったん回転させてみてシャフトキャラとしての適性が試されるんだろうな。 pic.twitter.com/3TVMpf4ZrX — あにもに (@animmony) 2024年3月16日 シャフトのよつぎターン(真俯瞰でキャラクターを回転させる演出)は、冷静に考えて人は日常で特に回転することはないので、その奇異なアクション自体に目を奪われるけれ

    『撫物語』における「よつぎターン」全話解説 - もにも~ど
  • アニメの仕事は富野監督と『∀ガンダム』が教えてくれた 菱田正和インタビュー① | Febri

    ――菱田さんはサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)入社2年目で『∀ガンダム』に参加し、演出助手や絵コンテを担当しています。当時、どのような気持ちでスタジオに入ったのでしょうか? 菱田 そもそもサンライズを志望したのは、小さい頃に見た『機動戦士ガンダム』に衝撃を受け、その後ものめり込んだのがきっかけです。学生時代にはアニメだけでなく、富野(由悠季)監督の小説もすべて読んでいましたね。当然、サンライズに入ったからには富野監督と仕事をしてみたいという思いがありました。 ――そのチャンスが意外と早く巡ってきたわけですね。 菱田 入社してすぐのタイミングで「次の『ガンダム』を作るらしい」という噂がありました。チャンスがあれば関わりたいと思い、自発的にコンテを描いていたら実際にチャンスが巡ってきて、演出助手というかたちで『∀ガンダム』の現場に入ることができたんです。 ――『∀ガンダム』は、

    アニメの仕事は富野監督と『∀ガンダム』が教えてくれた 菱田正和インタビュー① | Febri
  • 〈16〉冒頭10分につめこまれた演出の技――詳解『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

    富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の2つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて論の一部を連載します。 今回からは連載版の最終シリーズ〈詳解『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』〉。代表作たるゆえんを解き明かす全4回。(バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) 富野由悠季の代表作 映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、1988年3月12日に公開された。『機動戦士Zガンダム』(1985)、『機動戦士ガンダムZZ』(1986)に続く映画という位置づけで、富野にとっては初めての、総集編ではない自身の脚による映画となる。 富野は企画の立ち上がりについて後年、次のように回想している。 疲れた上で一息ついてみた時に「『ZZ』までやってくれたけど、映画版という形だったらどう?」という話があって、「なんで映画版なの?」と言ったら「シャアとアムロの

    〈16〉冒頭10分につめこまれた演出の技――詳解『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま
  • 「シャフト演出マニュアル」の存在について - もにも~ど

    「シャフトのスタジオ内には演出の方法論や注意事項をまとめた演出マニュアルが存在する」という話はこれまで様々なインタビューで折に触れて語られてきたことですが、演出マニュアルに書かれている具体的な内容については明かされていませんでした。とはいえ、いくつかの資料と実際の映像を照らし合わせればどのような方針が掲げられているかは十分に推測可能ですので、この場で思い出せる範囲で演出マニュアルに言及している代表的な公式の文献を以下の通りまとめておきます。シャフト作品のある種の傾向を把握する資料として参考になれば幸いです! もっとも、この演出マニュアルも最初に作られてからすでに10年以上経過していることは間違いなく、何度かアップデートされている痕跡はあるものの今と昔ではシャフトのスタイルもかなり変化したので、現在進行系で参照されている可能性は限りなく低そうです。あらかじめご承知おきください。 「マニュアル

    「シャフト演出マニュアル」の存在について - もにも~ど
  • TVアニメ『逃げ上手の若君』(2024年夏)第6話の脚本と演出について[考察・感想] - アニ録ブログ

    *この記事は『逃げ上手の若君』第六回「盗め綸旨,小笠原館の夜」のネタバレを含みます。 第六回「盗め綸旨,小笠原館の夜」より引用 ©︎松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会 nigewaka.run www.youtube.com 松井優征原作/山﨑雄太監督『逃げ上手の若君』各話レビュー第2弾として,今回は第六回「盗め綸旨,小笠原館の夜」を取り上げる。市河助房の「地獄耳」という設定を活かした異常な距離感の創出,足利尊氏の圧倒的なカリスマ性と暴力性の絵画的演出。既成のTVアニメ演出の枠に収まらない,自由奔放な発想が光る名話数だ。絵コンテ・演出を手がけたのは,第一回「5月22日」でも原画として参加していた菊地陽子。その独創的な技を詳しく見ていこう。 市河助房:主観的距離 足利尊氏:絵画的平面 作品データ 関連記事 商品情報 市河助房:主観的距離 帝の綸旨を発見した時行と玄蕃は,小笠原貞宗の館

    TVアニメ『逃げ上手の若君』(2024年夏)第6話の脚本と演出について[考察・感想] - アニ録ブログ
  • TVアニメ『ダンダダン』(2024年秋)第7話の脚本と演出について[考察・感想] - アニ録ブログ

    *この記事は『ダンダダン』第07話「優しい世界へ」のネタバレを含みます。 第07話「優しい世界へ」より引用 ©︎龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会 anime-dandadan.com www.youtube.com 龍幸伸原作/山代風我監督『ダンダダン』各話レビュー第3弾として,今回はアクロバティックさらさら(以下「アクさら」)の過去が明かされる第07話「優しい世界へ」を取り上げる。当初から序盤の見せ場となることが予想されていた話数だが,結果,期待を遥に上回る大傑作回となった。脚は瀬古浩司,絵コンテ・作画監督は榎柊斗,演出は松永浩太郎。その類まれなる演出の技を見ていこう。 “喜劇”か,“悲劇”か ターン:小さな幸せ 優しい世界へ 榎柊斗の技 作品データ 関連記事 商品情報 “喜劇”か,“悲劇”か アヴァンは一人称視点のカメラから始まる。 モノクロの夜の住宅街を女が走る。女の顔は画

    TVアニメ『ダンダダン』(2024年秋)第7話の脚本と演出について[考察・感想] - アニ録ブログ
  • 『ダンダダン』監督・山代風我インタビュー | アニメイトタイムズ

    サイエンスSARUの総力を結集した〈Unidentified Mysterious Animation〉!『ダンダダン』山代風我監督インタビュー|原作のパワーと飽くなき表現欲が生み出す圧倒的な密度。龍幸伸先生の“魂”を再現した映像演出ができるまで 「少年ジャンプ+」にて連載中、龍幸伸先生による人気漫画『ダンダダン』。 霊媒師家系の女子高生・モモ<綾瀬桃>(CV:若山詩音)とオカルト好きな少年・オカルン<高倉健>(CV:花江夏樹)が、宇宙人や妖怪と戦いながら関係性を変化させていく、オカルト・バトル・ラブコメなどの要素が奇跡のバランスで融合したダイナミックな作品です。 作のTVアニメが2024年10月3日(木)より放送開始! 龍先生の圧倒的な画力と、物語の勢いがアニメーションでどのように表現されるのか。放送前から国内外で大きな注目を集めています。 そんな『ダンダダン』の指揮をとるのは、サイエ

    『ダンダダン』監督・山代風我インタビュー | アニメイトタイムズ
  • アニメとレンズと被写界深度|senzui

    8月30日から山田尚子監督の『きみの色』が公開されました。光や色の表現が非常に印象的な作品です。私にとって山田監督といえばレンズを意識した演出に特徴のある作品の印象が強いですが、実際インタビューなどでもアニメーションにおけるカメラやレンズに対する意識の強さがうかがえる発言も見られます。またご人もミニシアターなどで知らない外国映画を見たりするのが好きとも話されていたので、そういった映画館で供されるような表現にこだわりのある映画をたくさん見ているようです。 近年のアニメーションの中では実写のレンズに現れるような現象を表現として用いることが増えています。山田監督の他にも新海誠監督などもそれらを作品に積極的に取り入れている代表的な作家と言えるでしょう。これらはデジタル技術の進歩でその幅を広げていますが、フィルム時代からも行われているものです。 その中でも今回はピント表現、被写界深度表現について少

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  • 〈9〉シャアをつくった名台詞――到達点としての『機動戦士ガンダム』第1話|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

    富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて論の一部を連載します。 今回はシリーズ「到達点としての『機動戦士ガンダム』第1話」最終回。第1話はなぜ視聴者を夢中にさせるのか。その魅力を演出面から読み解きます。(バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) 前回「〈8〉アムロをどう演出したか」はこちら 初期設定のシャア 脚から絵コンテで大きく変わったポイントはもうひとつある。それは、アムロたちのライバルキャラクターである、ジオン軍の将校・シャアの描写だ。推測するに、おそらくシャアのキャラクター性は、脚段階ではそこまで明確に決まっていなかったのではないだろうか。 そもそも富野が書いた「ガンボーイ企画メモ」(※1)や「初期設定書」(※2)を見ても、シャアに関する記述は少ない。7ブロックに分けて書かれたスト

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  • TVアニメ『小市民シリーズ』(2024年夏)第2話の脚本と演出について[考察・感想] - アニ録ブログ

    *この記事は『小市民シリーズ』第2話「おいしいココアの作り方」のネタバレを含みます。また,アニメでは扱われていない原作エピソードについても言及していますのでご留意ください。 第2話「おいしいココアの作り方」より引用 ©︎米澤穂信・東京創元社/小市民シリーズ製作委員会 shoshimin-anime.com www.youtube.com 2024年夏クールの中でも特に注目度の高い米澤穂信原作/神戸守監督『小市民シリーズ』。キャラクターデザインや作画のクオリティはすでにPVによって周知されていたわけだが,編ではそれに加え,日常の中にわずかな異常を混入させるユニークな演出が目を引く。特に今回紹介する第2話「おいしいココアの作り方」は,その画作りの面において極めて綿密に作り込まれた秀逸な話数である。脚はシリーズ構成を務める大野敏哉。絵コンテ・演出は,シャフト制作作品や幾原邦彦監督作品など,数

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  • Your connected workspace for wiki, docs & projects | Notion

    A new tool that blends your everyday work apps into one. It's the all-in-one workspace for you and your team

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  • 【映画を楽しむコツ】vol.74.2 「映画の構造を理解しよう!」基本編

    映画を楽しむ上で、映画や映像の構造が分かるとより理解が深まり、楽しみが増えます。 映画が好きだけど、ものすごく評価される映画の何がすごいのか、どこを評価されているのか全く分からないことってありますよね。 自分も以前は全く理解できず、偏った派手に分かり易い映画ばかりを好んでいました。 しかし映像の構造をほんの少し覚えただけでも、抽象的な感情を文学的に表現する映画などでも少しずつ理解できるようになってきました。 この記事を読めば「なんだか分かんない」を解消するためのひとつのヒントになると思います。 という事で、専門用語をかみ砕いて、基的なカメラワークや手法などについて説明いたします。 カメラワーク カメラワークとは、カメラを動かすことで映像に動きをつけて意味をつけることです。 基的なものだけおさえましょう。 パン:カメラを左右に振ります。 パンアップ(チルトアップ)またはパンダウン:カメラ

    【映画を楽しむコツ】vol.74.2 「映画の構造を理解しよう!」基本編
  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』細かすぎる全話演出解説を通して学ぶアニメ演出①|Hiroshi_Yasuda

    2022年10月から放送が始まった『ぼっち・ざ・ろっく!』。 今更『けいおん!』の二番煎じ?と思ったが、見始めてみると、意外にも、これが驚くほど作り込まれた尖った演出の数々で、黙ってはいられなかった。 2022年12月28日より、DVD&ブルーレイが発売開始されるので、twitterでの私のツイートの解説と、新たに解説を書き起こしながら、細かく解説しながら第1話からの演出をおさらいして行こうと思う。といっても、放っておくと全カットの解説(1話300cut程度)になってしまうので、重要な箇所だけね。 第1話「転がるぼっち」 『#ぼっち・ざ・ろっく』第1話。話が前後して非常に申し訳ないのだが、シリーズのファースト・ショットがこれ。原作未見なのでどの程度原作準拠か知らんが、4つの蛍光灯は、一人ひとりが輝いているバンドのメンバーを現し、突き上げられた左手人差し指は、4人で一つの結束を象徴しているか

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  • 序 「アニメーション監督」としての富野由悠季を語りたい|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

    機動戦士ガンダム、伝説巨神イデオン、Gのレコンギスタ……。数々の作品を手がけて熱狂的ファンを生み出してやまない富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて、論の一部を連載します。  (バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) アニメーション監督として語るための2つの切り口 アニメーション監督・富野由悠季について考えたい。ここで重要なのは、この言葉で比重がかかっているのは「アニメーション監督」のほうで、決して「富野由悠季」個人のほうではない、ということだ。富野由悠季という「アニメーション監督」は、その存在感の大きさに比して、十分に語られないうちに長い時間が経ってしまった。 富野は、TVや新聞雑誌などマスメディアに登場することが多いアニメーション監督だ。人気者といってもいいだろう。書籍に関しても、批評

    序 「アニメーション監督」としての富野由悠季を語りたい|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま